住友ゴム工業「WINTER MAXX 02」“長持ち性能”をさらに向上

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カテゴリー: ニュース
WINTER MAXX 02発表会
発表会に出席した増田栄一執行役員(左)と西実代表取締役専務執行役員(右)

 住友ゴム工業の乗用車用スタッドレスタイヤの新商品ダンロップ「WINTER MAXX 02」(ウインター・マックス・ゼロツー)が8月1日から発売される。氷上性能を過去最高レベルまで高めたほか、長期間ゴムのしなやかさを持続することで「長持ち性能」の向上を実現した。発売サイズは13~19インチの全91サイズ。

 同社がスタッドレスタイヤの新ブランドとして「WINTER MAXX」を立ち上げたのが2012年。アイス性能に加えてライフ性能の大幅な向上が図られたのが特徴となっていた。

 今回の新商品のコンセプトは“ロングパフォーマンススタッドレス”。100%石油外天然資源タイヤ「エナセーブ100」の開発で培ったバイオマス技術を進化させた高機能バイオマス材料「しなやか成分」を配合した新開発の「超密着ナノフィットゴム」の採用により、アイス性能の持続性を従来より高めた。また耐摩耗性能も従来より3%ほど向上させている。

 4日に都内で行われた会見で専務執行役員の西実氏は、「性能が持続するという新たな概念の商品である」と、性能への自信を示した。

 新商品の販売目標本数は非公表だが、販売店向けの試乗会を過去最大の規模で開催するなどして拡販に務める。新商品の価格はオープン。従来品との価格差は3~5%となる見込み。


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