タイヤ専業店を中心メンバーとした新たな業界団体が北海道に誕生した。北海道タイヤ暖簾(のれん)会がそれ。

全国タイヤ商工協同組合連合会(全タ協連)の賛助会員として活動する北海道地区専業店がコロナ禍前から組織の立ち上げに向け動いており、ことし3月に会発足にあたる会合を開催。7月1日、正式にスタートした。
会の規約によると、設立の目的は「自動車タイヤ販売、サービス業務を通じて、会員相互の親睦と業務拡大、サービスの向上を図ること」とする。また、事業として「空気圧充てん講習会、会員に対し共同購入の斡旋(あっせん)など」を行っていく。全タ協連との協力関係を深めながら、各単位組合が行う各種の組合事業について同会が北海道エリア内で補完する考えだ。
同会への入会資格は「原則として、北海道内に本社を置くタイヤ専業店」。正会員14社16名に、タイヤ販社やタイヤ整備機器関連会社などが賛助会員として加わり、会員30名で発足した。
設立1期目の役員体制は、理事長に紺谷泰規氏(東日本自動車タイヤ)、副理事長に水留泰敏氏(タイヤランド旭川)、理事に湯野永知氏(道輪工業)・吉澤喜代志氏(白田タイヤ商会)・本間誠一氏(協栄タイヤ)、会計監査に石井淳氏(三共タイヤ)が就任。事務局をタイヤショップ金(こん)の金政博氏が務める。