
日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会(NAPAC)は18日、都内で会員向けの合同講習「NAPACカンファレンス2025」を開催した=写真上=。
冒頭、中嶋敬一郎会長が挨拶に立ち、「米国の関税の問題で世界中が大慌ての状況で、NAPACとしてはたくさんの旬な情報を届けてバックアップしていきたい。また会員同士がコミュニケーションを深め、情報交換ができる会になれば」と抱負を述べた=写真下=。
全体特別講演として、MS&ADインターリスク総研の上席コンサルタントである鶴田彬氏が「日本と米国における製造物責任(PL)の概要と動向」をテーマにスピーチ。事務局は「今年で3回目の開催となり、会員に浸透してきたのではないか。新年会などもあるが、年に1回の勉強会は良い機会と思う」とした。120名が参加した会場は満席となり、カンファレンスは盛況となった。

なお、各部会別に行われた講習のタイトル(講師)は次の通り。
▽ASEA(スポーティングパーツ品質基準)技術部会「洗車の常識が、カスタムカーの美しさを損ねる?―価値を高めるカーケアとは」(ホワイトシード 佐藤桃佳取締役営業本部長)
▽JAWA(アルミホイール品質基準)技術部会 (1)2024年度サーベイランステスト最終NGアイテム公表 (2)ホイールの発売元になることの責任の重要性について(JAWA技術部会 寺田孝佳委員長) (3)アルミホイールのサーベイランステスト(試買試験)について(自動車用軽合金製ホイール試験協議会サーベイランステスト委員会 生松伸彦委員長)
▽JASMA(スポーツマフラー品質基準)部会 「JASMA基準と後付消音器の事前認証制度について」(ロッソ 大舘稔彦営業企画部部長)