TOYO TIRE セルビア工場が本格稼働 事業戦略の要に
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は12月14日、セルビア新工場(インジヤ市)が本格稼働したのに合わせて現地で開所式を開催した。新工場は同社グループにとって世界8カ所目、欧州エリアでは初のタイヤ生産拠点となる。市場競争力の高いタイヤの生産供給基盤として来年下期にはフル生産に入り、欧州市場での地産地消メリットの最大化、北米市場向け供給体制の強化にも取り組んでいく。 開所式には、セルビアのアレク…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は12月14日、セルビア新工場(インジヤ市)が本格稼働したのに合わせて現地で開所式を開催した。新工場は同社グループにとって世界8カ所目、欧州エリアでは初のタイヤ生産拠点となる。市場競争力の高いタイヤの生産供給基盤として来年下期にはフル生産に入り、欧州市場での地産地消メリットの最大化、北米市場向け供給体制の強化にも取り組んでいく。 開所式には、セルビアのアレク…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は来年3月から、「PROXES ComfortⅡs」(プロクセス・コンフォートツーエス)を順次発売する。発売サイズは15~21インチの39サイズで、価格はオープン。 新商品は、「上質なクルージングを追求し、環境性能を進化させたプレミアムコンフォートタイヤ」(同社)。パターン設計では同社独自のタイヤ設計基盤技術「T―MODE」(ティーモード)を活用し、トレッド…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は12月2日に記者会見を開き、清水隆史社長&CEOは「2023年は『転機を掴み、成長につなげる年』にしたい」と抱負を語った。今年7月に稼働を開始したセルビア工場は「将来的なタイヤ生産供給戦略を充足していく重要なキーファクター」と位置付け、世界の各工場と組み合わせてグローバル最適な供給体制を構築していく。自動車業界で加速する電気自動車(EV)化に対しては、日本・…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は今年7月、欧州にセルビア工場を立ち上げた。欧州では先行して2019年から研究開発拠点を構えており、今後は技術と生産の両部門が密接に連携し、より高性能なタイヤを生み出していく。技術開発の展望を技術統括部門管掌の守屋学取締役執行役員に聞いた。 ――7月にセルビア新工場が稼働し、欧州R&Dセンターとの連携は。 「技術開発拠点として欧州R&Dセンターを2019年…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)と国内販売会社のトーヨータイヤジャパンは9月25日、奈良警察署が秋の交通安全県民運動の一環としてイオンモール高の原で実施した交通安全イベントに協力した。 同社グループは2019年からドライバーへタイヤの日常点検の重要性を伝えることを目的に、ドライブシミュレーターを活用したタイヤ安全啓発活動に取り組んでおり、今回もシミュレーターを用いてタイヤに起因する事故の防…
9月9日にブリヂストンタイヤソリューションジャパンとトーヨータイヤジャパンがそれぞれタイヤ整備をテーマにしたコンテストを開催し、出場者は日々の業務の中で磨き上げてきた技術を競い合った。近年は大型車の脱輪事故件数が高止まりし、安全への取り組みが一層強く求められる中、技術レベルや知識をより一層高めて輸送業界の安心・安全に貢献していく。 ブリヂストンタイヤソリューションジャパンは仙台市内で、タイヤメ…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は10月から「OPEN COUNTRY(オープンカントリー)785」を復刻発売すると9月2日に発表した。発売サイズは205R16 110/108Nの1サイズ。SUV向けブランド「オープンカントリー」が来年40周年を迎えることを記念して発売する。 「オープンカントリー785」は、1983年5月末に同時発売した同ブランド4製品のうちの一つ。トレッドパターンは当時…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)はこのほど稼働したセルビア工場の隣接地にテストコースを併設して9月にも運用を始める。同社は日本、米国、中国、マレーシアにもタイヤ生産拠点を構えているが、テストコースを併設した工場はセルビアが初めてとなる。主にウェット性能と車外音の評価を手掛けるほか、開発段階の試作タイヤを実車に装着して性能を確認することも予定している。 セルビア工場は同社にとって欧州初の生産…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)の清水隆史社長は8月10日の会見で、セルビア新工場が7月27日に稼働を開始したことを公表した。8月9日には初回生産ロットを北米向けに出荷。2022年は約40万本を生産し、バックオーダーを抱えている北米市場へ優先的に供給する。その後、段階的に生産能力を引き上げながら、2023年9月には年産500万本体制を整える予定。 セルビア工場は国内やアジアなどの工場から出…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は7月7日、コミュニティバス専用スタッドレスタイヤ「M937」を9月1日から発売すると発表した。タイヤサイズは205/80R17・5 120/118Nの1サイズで、価格はオープン。 「M937」はトレッド面全体の幅を広く確保し、大型のブロックを配置することで、タイヤにかかる負荷を分散させてゴムの過度な動きを抑制した。この結果、耐摩耗性能が向上し、推定摩耗ライ…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)はSUV用タイヤブランド、OPEN COUNTRY(オープンカントリー)の新商品「OPEN COUNTRY A/TⅢ」を7月から順次発売する。5月20日には愛知県で試走会を開催。一般道での快適性や、オフロードの走破性をバランスよく兼ね備えたオールテレーンタイヤとしての高い実力を披露した。 走破性と高い環境基準を両立 新商品の開発コンセプトは、「オンロード・オ…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は来年1月1日から国内市販用タイヤのメーカー出荷価格の改定をすると7月25日発表した。同社は今年1月にも最大10%の値上げを行っていたが、原材料価格の高騰が続いているため再度の値上げに踏み切る。 対象はトーヨータイヤとニットータイヤの国内市販用タイヤ全商品で、改定率は最大10%。同社では「これまで国内市販用タイヤ事業における拠点の最適化や物流の効率化など、改…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は7月2~3日、東京都武蔵村山市のイオンモールむさし村山で、ドライブシミュレーターを活用したタイヤ安全啓発活動を実施した。 会場には、同社が独自にソフト開発したシミュレーターを3台設置。2日間で合計約200名がイベントに参加し、摩耗タイヤや空気圧不足のタイヤで運転するシチュエーションを疑似体験した。 ドライブシミュレーターには4つのシチュエーションを用意し…