研究開発拠点

横浜ゴム 冬用テストコース内に「屋内試験場」開設
ニュース 1,073
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横浜ゴム 冬用テストコース内に「屋内試験場」開設

 横浜ゴムは冬用タイヤの開発力強化を目的に、北海道旭川市にあるテストコース内に屋内氷盤試験場を開設した。屋内の試験場は、屋外と比べて天候や気温など外的要因の影響を受けにくく氷面を安定的に保つことができる。タイヤの高性能化に伴い評価数が増加する中、試験データの精度向上や計測業務の効率化へ繋げて競争力を高めていく。 氷上試験の精度向上、効率化へ  横浜ゴムは2月1日、テストコース「北海道タイヤテストセ…

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【ミシュラン】日本の開発拠点「太田サイト」が担う役割の大きさ
レポート 5,480
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【ミシュラン】日本の開発拠点「太田サイト」が担う役割の大きさ

 日本ミシュランタイヤはこのほど群馬県太田市にあるタイヤ研究開発拠点「太田サイト」を報道陣に公開した。同施設はミシュラングループの中で、フランス、北米と並ぶ3大拠点の一つ。主に消費財タイヤの静粛性能とウィンター性能の研究開発を行っており、ここで生み出した技術を世界に発信する重要な役割を担う。世界のメジャーブランドとの競争が厳しさを増し、また新興企業が急速に技術力を高めつつある中、一層の性能向上に繋…

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【ミシュラン】R&D拠点 太田サイト 将来の拡充も視野に
ニュース 825
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【ミシュラン】R&D拠点 太田サイト 将来の拡充も視野に

 日本ミシュランタイヤは8月24日、群馬県にある「太田サイト」を報道陣に公開した。同施設は主に消費財タイヤの静粛性能とウィンター性能の開発を行っており、ミシュラングループの中で、フランス、北米に次ぐ大規模な研究開発拠点となる。  太田サイトは1980年代に設立した。その後、90年代にはタイヤの材料など研究開発をスタートさせ、2000年以降は本格的な設備投資を進めてきた。現在は国内で開催されるモータ…

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マザー拠点として重要性増す 東洋ゴム タイヤ技術センター
レポート 2,294
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マザー拠点として重要性増す 東洋ゴム タイヤ技術センター

 東洋ゴム工業は7月中旬、兵庫県伊丹市にあるタイヤ技術センターの一部を報道陣に公開した。タイヤ技術センターは1966年に、それまで他工場に分散していた開発機能を統合して開設した。それ以来、同社のタイヤの技術力向上のベースとしての役割を担っている。  今回は代表的な試験設備として、氷盤試験機やタイヤ騒音試験機による性能評価の様子を公開した。スタッドレスタイヤのアイス性能を確認するための氷盤試験機は、…

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【横浜ゴム】北海道テストコースで夏タイヤの評価に着手
ニュース 1,624
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【横浜ゴム】北海道テストコースで夏タイヤの評価に着手

 横浜ゴムは2017年から北海道旭川市にあるテストコース「北海道タイヤテストセンター」(Tire Test Center of Hokkaido=TTCH)で、夏用タイヤの実車試験をスタートさせる。冬季以外の期間に新車用タイヤや海外向けのオールシーズンタイヤの開発に活用することで商品開発の強化に繋げる。  同社の夏用タイヤのテストは、国内では茨城県にある「D-PARC」(ディー・パーク)で行ってき…

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横浜ゴム リニューアルした「北海道タイヤテストセンター」を公開
レポート 3,566
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横浜ゴム リニューアルした「北海道タイヤテストセンター」を公開

 横浜ゴムはこのほどスタッドレスタイヤを中心に実車試験を行うテストコース「北海道タイヤテストセンター」(旭川市神居町上雨紛)を報道陣に公開した。同社は昨年まで国内における冬用タイヤの試験は、「T*MARY」(北海道上川郡)で実施してきたが、全面移転した新たなテストコースは従来の4倍の面積があり、効率的なタイヤ開発が可能となる。各社がより性能を高めた商品開発にしのぎを削る中、さらなるタイヤ性能の向上…

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ミシュラン太田サイトの閉鎖と存続
コラム 4,748
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ミシュラン太田サイトの閉鎖と存続

 日本ミシュランタイヤの会長に就任したベルナール・デルマス氏。日本での在任期間は今年で延べ24年を数えるという。  「日本は独特な市場。ここで成功できれば、世界でも成功できる」と、複数のタイヤメーカー、新車メーカーが本拠地を構える日本市場の重要性あるいは特殊性をフランス本社に訴え続けてきた。  社長職を務めた2007年からの8年間で、もっとも辛かったのは2010年の太田工場の閉鎖だと振り返る。――…

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