【横浜ゴム】欧州で乗用車用「ALLIANCE」ブランド展開
横浜ゴムは欧州で乗用車用タイヤのブランドとして「ALLIANCE TYRES」(アライアンス・タイヤ)の販売を始めた。アライアンスは同社が昨年7月に買収したアライアンス・タイヤ・グループ(ATG)が農機用タイヤなどで使用しているブランドの一つ。 従来から欧州を含めた海外市場で販売している「YOKOHAMA TYRES」(ヨコハマ・タイヤ)ブランドはハイパフォーマンスタイヤなどのプレミアムゾーン…
横浜ゴムは欧州で乗用車用タイヤのブランドとして「ALLIANCE TYRES」(アライアンス・タイヤ)の販売を始めた。アライアンスは同社が昨年7月に買収したアライアンス・タイヤ・グループ(ATG)が農機用タイヤなどで使用しているブランドの一つ。 従来から欧州を含めた海外市場で販売している「YOKOHAMA TYRES」(ヨコハマ・タイヤ)ブランドはハイパフォーマンスタイヤなどのプレミアムゾーン…
ブリヂストンとブリヂストングループは、独フォルクスワーゲン(VW社)から「Volkswagen Group Award 2017」(フォルクスワーゲン・グループ・アワード2017)を受賞した。イノベーション&テクノロジーの分野でのVW社への貢献が評価されたもので、タイヤサプライヤーとしては唯一の受賞となった。 6月28日に独ベルリンで開催された公式セレモニーで、同社の欧州グループ会社、ブリヂス…
ブリヂストンのロシア製造子会社である、ブリヂストン・タイヤ・マニュファクチャリング・シーアイエス・エルエルシーは現地時間の5月25日、ウリヤノフスク州にある乗用車用ラジアルタイヤの新工場で開所式を行った。 開所式には、同社の西海和久COOをはじめ、三菱商事の垣内威彦社長や上月豊久駐ロシア日本大使、州関係者らが出席した。 式典で西海COOは、「工場建設を決めてから関係者全員の4年にわたる努力の…
ブリヂストンの欧州子会社、ブリヂストン・ヨーロッパ・エヌヴィー・エスエー(BSEMEA)は現地時間の5月17日、フランス大手タイヤ小売チェーンであるAyme(エイメ)社の買収を完了したと発表した。 同社グループは1月17日にエイメ社の株式を100%取得し完全子会社化するための最終的なプロセスを開始したと発表していたが、5月17日に競争当局の認可取得など、全ての手続きが完了した。今回の買収によ…
2月に独ハノーバーで開催された「タイヤ・テクノロジー・エクスポ」において、英国の業界誌が発表する「タイヤメーカー・オブ・ザ・イヤー」にコンチネンタルタイヤが選定された。同社が受賞するのは2度目となる。 2008年より毎年実施されている同賞は、タイヤの設計・生産業界における技術革新とその優秀さを表彰するもので、特に輝かしいアイデアや熱心な取り組みに贈られる。 今回、審査員から評価された技術は、…
米グッドイヤーは3月19日までスイスで開催された「ジュネーブモーターショー」で、自動運転車向けのコンセプトタイヤ「Eagle 360 Urban」(イーグル・サンロクマル・アーバン)、「IntelliGrip Urban」(インテリグリップ・アーバン)、「CityCube」(シティ)・キューブの3種類のコンセプトタイヤを発表した。 「Eagle 360 Urban」は2016年のジュネーブモー…
住友ゴム工業の池田育嗣社長は2月14日の会見で中期経営計画の進捗状況に関して、「2016年は非常に大きな一歩を踏み出せた」と述べた。同社は昨年、日本集中体制から世界3極体制へ移行し、欧米での開発や販売体制の強化に着手。また海外のダンロップブランド事業や英タイヤ販売会社の買収と新たな施策を打ち出した。 海外のブランド事業買収について池田社長は、「タイヤ事業では欧米やインド、豪州を除いた地域で商標…
住友ゴム工業は英国時間の2月10日に英国のタイヤ販売会社ミッチェルディーバー・グループ・リミテッド(MD社)の株式を取得したと発表した。取得価額は2億1500万ポンド(約312億円)。 同社は2015年10月のグッドイヤー社とのアライアンス契約解消に伴い、経営の自由度が増した欧州市場において、生産増強及び販売拡大策を積極的に進めている。今回の買収により英国市場における「FALKEN」ブランドの…
住友ゴム工業は1月5日、英国のタイヤ販売会社ミッチェルディーバー・グループ・リミテッド(MD社)を買収すると発表した。MD社の株式を保有する英ファンド、グラファイト・キャピタル・マネジメント・エルエルピーやMD社の経営陣などから全株式を2億1500万ポンド(約312億円)で取得することで合意した。2月末までに買収完了を目指す。 住友ゴムは2015年10月の米グッドイヤー社とのアライアンス解消後…
住友ゴム工業は12月27日、英Sports Direct International plc(スポーツ・ダイレクト・インターナショナル社)から海外のDUNLOP(ダンロップ)の商標権とダンロップブランドのスポーツ用品の製造・販売事業、ウェアやシューズなどのライセンス事業を買収すると発表した。買収金額は1億3750万ドル(約161億円)で 買収完了は2017年6月末を予定している。 同社はこの買…
住友ゴム工業は8月8日に開いた決算会見の中で、米国工場(ニューヨーク州)の敷地内に新設予定のテクニカルセンターを来年1月に本格稼働するとともに四輪車用タイヤの現地評価を開始すると発表した。 また欧州では独・ハナウ市に新たに土地を取得し、来年8月からテクニカルセンターを稼働させる。さらに2018年1月にはドイツ国内に分散していた販売会社や技術サービス会社などグループ会社3社を1カ所に集約し、業務…
ブリヂストンの欧州子会社ブリヂストン・ヨーロッパ・エヌヴィー・エスエー(BSEMEA)は現地時間の5月30日、フランスの大手整備チェーンのSpeedy France SAS(スピーディ社)を買収すると発表した。買収手続きは、フランス当局の認可を取得次第、7月頃までに完了する見込み。買収額は非公表。 スピーディ社は1978年に創業し、フランスを中心にベルギーやトルコ、北アフリカなどに約500店舗…
住友ゴム工業は今期より欧米での事業展開を本格化する。2月12日に開いた会見で中期経営計画の達成に向けた今後の取り組み方針を示し、2017年に北米と欧州で開発拠点を稼働させると発表した。現地ニーズに即した商品を供給することでを北米および欧州におけるタイヤ販売量をそれぞれ6割、4割増やす。 またグローバル経営体制を欧州・アフリカ、アジア・大洋州、米州の3極体制に移行させ意思決定のスピードを加速する…
住友ゴム工業のトルコ工場が完成し10月14日、現地で開所式が行われた。当日はレジェップ・ タイイップ・エルドアン大統領をはじめ来賓と地域住民など総勢1200名が出席した。同工場は住友ゴムにとってトルコにおける初の生産拠点となる。乗用車用タイヤを生産し、生産能力は2019年末までに日産3万本に達する計画。 式典で挨拶に立った池田育嗣社長は、「トルコおよび周辺各国に世界最高品質のタイヤを安定供給す…
成長市場で現地生産、拡販に弾み 横浜ゴムのロシアのタイヤ生産販売会社「ヨコハマR.P.Z.」が、リペツク州リペツク特別経済区に建設した乗用車用タイヤの新工場が5月30日、現地で開所式を行った。経済成長を続けるBRICs諸国を中心にグローバルにタイヤ事業の拡大を図る横浜ゴムが、日系タイヤメーカーでは初めてロシアに現地生産拠点を建設したものだ。年間生産能力140万本、2013年夏にはフル生産に入る。…