東日本大震災

震災から8カ月を振り返る 住友ゴム白河工場
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震災から8カ月を振り返る 住友ゴム白河工場

 「本当に辛くて長い道のりだったが、それを支えてくれたのはステークホルダーに対する従業員の想いだったのでないか。東北復興のためという想いを分かち合えたこの8カ月だった」  住友ゴム工業白河工場(福島県)の藤本紀文工場長は東日本大震災から現在までの8カ月を振り返ってこう話す。  同工場は住友ゴムグループの主力工場で、新ゴム消費量は1万350トン/月と国内有数の生産能力を誇る。生産品目は乗用車用タイヤ…

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全タ協連「青年部協議会」被災地、福島で開催
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全タ協連「青年部協議会」被災地、福島で開催

 全国タイヤ商工協同組合連合会(全タ協連)の青年部が毎年開催している「青年部協議会」が9月18日、福島県郡山市のホテル華の湯で開かれ、全国から多くの組合関係者が集まった。今回は埼玉県青年部の主催によるもので、通常は主催県内の会場で行われるが、「東日本大震災による被災地復興の一助となることを目的」(河室成児青年部協議会会長)に、原発や津波の被害で苦しむ福島県で開催された。  復興支援の一助に――全国…

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東洋ゴム仙台工場 東日本大震災からの復旧
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東洋ゴム仙台工場 東日本大震災からの復旧

 東日本大震災で被災し一時操業停止を余儀なくされたタイヤ工場、東洋ゴム工業の仙台工場は、早期に震災前の水準まで操業度を回復した。そこには工場長をはじめとした工場幹部の的確な判断や多くの従業員の結集があった。震災発生時には何が起きていたのか、またどのように復旧を成し遂げたのか――現地を訪ね、工場が完全復旧するまでの過程を追った。  震災の12日後に生産ライン再開  東洋ゴム工業の仙台工場(宮城県岩沼…

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立ち上がる、被災地。サポートする人たち
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立ち上がる、被災地。サポートする人たち

 3月11日の東日本大震災、未曾有の災害はタイヤ業界に多大な影響を及ぼした。メーカーの生産拠点や物流拠点、タイヤ販売会社の本社・支店・営業所、そして多くのタイヤ取扱店が被害に遭った。店舗の全壊・半壊をはじめ、在庫品や什器備品、預かり品などを損傷・損失した例は数知れない。震災発生から4カ月――震災から立ち上がろうとしているタイヤ取扱店を、側面から支えているのがタイヤ整備サービス機器の製造・販売を行う…

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東日本大震災から100日
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東日本大震災から100日

 東日本大震災から100日が過ぎた石巻市を訪れた。三陸自動車道・石巻港ICを降りて付近を見る限り、大震災・大津波がこの地を襲ったことを忘れてしまうほどの光景だ。多くの来店客で賑わうショッピングセンターや清掃が行き届いたコンビニなど一見、日常を取り戻したように見える。  だが、沿岸部に近付くと風景は一変する。港から流れてきたのだろうか、玄関に大型タイヤが突っ込んだままの住宅、1階部分が激しく損傷した…

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日本ミシュランタイヤ ディーラー会の仲間が支援
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日本ミシュランタイヤ ディーラー会の仲間が支援

 被災地の会員へ義援金、車両、機材を贈呈  日本ミシュランタイヤの取り扱いディーラーで組織する「ミシュラン・レスキュー・ネットワーク サポートディーラー会(MRN会)」の全国の会員から募った義援金が、東日本大震災で被災した会員に届けられた。MRN会の市原昭会長(中部タイヤセンター社長)らが6月23日、24日の2日間、現地を訪れて石巻市の丸道タイヤ商会など宮城・福島両県の計6会員に義援金を贈呈。同時…

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被災地の企業ボランティアで注目のブリヂストン
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被災地の企業ボランティアで注目のブリヂストン

 こんなに気持ちのある人が大勢いることに、びっくりした。  東日本大震災の発生から3カ月以上が過ぎ、被災地では企業ボランティアへの注目が高まっている。5月の大型連休中には全国から大勢集まったボランティアの人たちが、その後急速に減少して全く手が足りない現状だという。このため、企業によるボランティア活動に対する期待が増しているというわけだ。  そこで目を引くのがブリヂストン。現在では名立たる企業が企業…

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岩手、宮城、福島、茨城の被災地へ義援金手渡す
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岩手、宮城、福島、茨城の被災地へ義援金手渡す

 「復興の一助に」、思い込めて  全国タイヤ商工協同組合連合会(五味光雄会長)が全国の加盟組合等から募った義援金が、東日本大震災で被災した岩手・宮城・福島・茨城各県の4組合に手渡された。五味会長、中村事務局長などが6月初旬以降、被災地に足を運び各県の理事長(副理事長)に贈呈したもの。同時に、タイヤ公正取引協議会からの見舞金も届けた。4県では地震による大きな揺れと大津波、原発事故といった具合に被害状…

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被災地で車の6割が「不具合」――JAFの点検活動で判明
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被災地で車の6割が「不具合」――JAFの点検活動で判明

 被災地で車の6割が「不具合」――JAFの点検活動で判明  東日本大震災の被災地では、車両に不具合が認められるケースが多いことがJAF(一般社団法人日本自動車連盟)の点検活動で分かった。同連盟が5月13~28日、宮城県内の計7カ所で「マイカー無料点検サービス」を実施した結果、応急(補充)および要整備(補充の必要)と認められた車両は全体の6割以上を占め、その中でタイヤの「空気圧」と「摩耗・ひび割れ」…

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被災地復興を願い、ハーレー1000台がパレード「ブルースカイヘブン」
レポート 1,875
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被災地復興を願い、ハーレー1000台がパレード「ブルースカイヘブン」

被災地復興を願い、ハーレー1000台がパレード  全国のハーレーオーナーが集う国内最大級のオートバイイベント「第13回ブルースカイヘブン」が5月21日、22日に富士スピードウェイで開催され、2日間で約10000人が来場した。  このイベントは、ハーレーダビットソンジャパンが主催する公式イベントとして1998年にスタートした。ハーレー愛好家の交流の場となるだけでなく、新モデルの試乗会やトークショー、…

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「宮城県組合は存続の瀬戸際」――マイナスから再出発の組合員も
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「宮城県組合は存続の瀬戸際」――マイナスから再出発の組合員も

 「宮城県組合は存続の瀬戸際」マイナスから再出発の組合員も  震災から2カ月が経った。「宮城県のタイヤ組合は組合自体が存続できるかの瀬戸際」――同組合の三川浩理事長は語る。震災で組合員43社のほとんどが被災し甚大な被害を受けたことが、次々にわかった。とくに石巻、気仙沼、多賀城などでは津波被害に遭い、店や自宅が流された人が大勢いる。何人か死亡者、行方不明者も出ている。「こんな時に理事長を務めているの…

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被災地支援で連携 ボランティア活動も
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被災地支援で連携 ボランティア活動も

 現地で汗をかく従業員有志  東日本大震災の被災地では、復旧・復興の道が着々と築かれつつあるようだ。まだ緒に就いたばかりのところも多いかも知れない。しかし復興に向かう現地の底力は強く、またそれを支援・協力する連携が力を発揮しつつある。まだまだ試練の道が続くと思われるが、ゴム・タイヤ産業においても業種・業態を超えた復興支援の連携が繰り広げられ、また被災地支援のボランティア活動も様々な形で積極的に行わ…

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震災から2週間、住友ゴム白河工場と東洋ゴム仙台工場で出荷再開
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震災から2週間、住友ゴム白河工場と東洋ゴム仙台工場で出荷再開

震災から2週間、住友ゴム白河工場と東洋ゴム仙台工場から出荷再開  東日本の太平洋側を中心に甚大な被害をもたらした大地震と大津波の発生から2週間余りが経過した。いまだ避難所生活を強いられている人が大勢いる一方で、復旧作業が急ピッチで進められつつある。3月22日に福島県白河市の住友ゴム工業白河工場が生産を再開したのに続き、23日には宮城県岩沼市の東洋ゴム工業仙台工場が生産を再開、翌24日に無事、震災後…

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