タイヤワールド館ベスト新川店 密度濃いコミュニケーションを

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カテゴリー: ディーラー, レポート

 タイヤ・ホイールの大型専門店、タイヤワールド館ベスト(宮城県仙台市、菅野孝志社長)。地元、宮城県で積極的な店舗展開を行っている。宮城県以外では現在、岩手県と北海道でフランチャイズ店を出店展開中だ。このうち北海道では新川店(札幌市)、帯広店(帯広市)、苫小牧店(苫小牧市)の3店がある。いずれもタイヤリサイクル事業を推進する三光グループ(北海道帯広市、髙橋繁樹会長)がその運営母体となっている。東北地区で抜群のネームバリューを誇るタイヤワールド館ベストと、北海道を地盤とする三光グループがどのようにコラボレーションし、タイヤの販売活動に取り組んでいるのか。

タイヤワールド館ベスト新川店
タイヤワールド館ベスト新川店の店内

 廃タイヤの収集・運搬・中間処理をベースに、中古タイヤから新品タイヤまで、タイヤに関わるあらゆる事業を意欲的に推進する三光グループ。同社グループにとって新品タイヤの販売店とは、「顧客はタイヤに何を求めているのか」――それを知るための“アンテナ”という位置付けにある。

 グループ企業である髙橋商事(北海道帯広市、髙橋義美社長)が1971年の創業直後から新品タイヤの販売店を設立していることからも、それをうかがい知ることができる。

 タイヤワールド館ベスト新川店は2013年10月にオープンした。所在地は札幌市北区新川2条6丁目6-12。市内の大動脈、札幌自動車道の新川ICにほど近く、国道5号線交差点の角地という、ロードサイドショップとしては絶好のロケーションに立地する。

 大本永吉店長をはじめ、4人のスタッフ体制。大本店長は大手カー用品量販店でタイヤ販売の経験を積んだ後、三光グループに入社した。新川店には昨年4月から配属された。大手量販店時代に培われた店づくりのノウハウが今、新川店のさまざまな部分にフィードバックされ表現されている。

 大本店長に訊くと、店の周辺は古くからの戸建て住宅に加え、高層の集合住宅も次々と建設されている住宅エリアだという。従って、顧客も商圏の特性を反映しファミリー層が圧倒的に多い。ターゲットとする車種はミニバンやSUV、セダン。また北海道という土地柄から、4×4車も重要なセグメントだとしている。

大本店長
「顧客満足の向上に力を尽くしたい」と語る大本店長

 店の入口付近や玄関口に、店がイチ推しするタイヤが展示されている。それを見ながら店内に入る。低燃費タイヤのゾーン、スタッドレスタイヤのゾーン、4×4車用タイヤのゾーンという具合に、分野ごとに店が奨める商品が展示されている。どのゾーンもボリューム感にあふれて構成されており、その様を形容するなら壮観という言葉のとおりだ。

 扱いブランドは国内外の各種ブランドを取り揃えている。大本店長に最近の売れ筋商品を訊ねると、低燃費タイヤのスタンダード品が好調に推移しているという。前述したように、4×4車用タイヤに対する人気も高く、底堅く売れているそうだ。

 また、中古タイヤに対するユーザーの関心も高く、定期的に来店し商品の入荷状況をこまめにチェックする顧客も多いという。この中古タイヤは三光グループが長年にわたり取り組んでいる事業であり、品質管理や品揃えに大きなアドバンテージを有す。それが新川店に活用されている。

 来店した客がどのようなクルマに乗っているのか、そのクルマにはどのタイヤ・ホイールがマッチするのか。それらを分析し、「お客様が求めるニーズを聞き出した上で、店側からお奨め商品をご提案しています」と、密度の濃いコミュニケーションをとることをスタッフ全員が心掛けている。その最大の眼目は顧客満足の向上にほかならない。

 「お客様が来店しお帰りになるときに、何か不足しているところがなかったか。必ず省みるようにしています。お客様の豊かなカーライフの実現に、タイヤ・ホイールの部分から携わっていきたい」、このように大本店長は展望を語っている。


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