コンチネンタルオートモーティブ TPMS事業を推進

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カテゴリー: レポート, 現地

 コンチネンタル・オートモーティブは10月3日、千葉県のテストセンターでプレス向け試乗会を開催し、タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)など同社の最新技術を紹介した。

コンチネンタルの直接式TPMS
コンチネンタルの直接式TPMS

 今回の試乗会では、同社が積極展開している「直接式TPMS」を用いて、低空気圧状態をドライバーの携帯端末に無線で送信する仕組みを体験。端末の画面には4輪それぞれの空気圧レベルが常時表示され、空気圧が低下した場合は、そのタイヤが適正値に対して何%のレベルにあるかを警告する。

 同社ではこのシステムついて「検知時間がスピーディでドライバーの使い勝手が向上する」と説明する。ほかにも燃料の残量や次回メンテナンス時期も表示可能だ。今後、走行距離やフットプリントなどより多くのデータを追加することを検討している。

 TPMSの装着義務化は「日本ではまだコスト面で課題が残る」(同社幹部)が、世界的には流れが加速している。既に05年に法律が適用されている北米以外に、今年11月にはEU、2013年1月からは韓国でも義務化が決まっている。さらに中国でも検討が進められている。

 コンチネンタルグループは大きく分け、自動車部品を扱うオートモーティブグループと、タイヤ製品などラバーグループからなる。TPMS事業はこのうちオートモーティブ・インテリア部門に区分される。

 同社のインテリア部門は欧州では高い実績があり、トップクラスのシェアを誇る。「我々はタイヤメーカーでもあるので、ラバー部門と協力し、情報交換をしながら開発できるのが大きなメリット」としている。

 また17日に都内で会見したコンチネンタル本社インテリア部門のプレジデントを務めるヘルムート・マッチ氏は「現在、グローバルで20社のカーメーカーに合計約5000万台のTPMSを納入している」と述べた。

 今後、高精度かつコスト競争力のある製品開発を進め、グローバルでのシェア向上を図っていく。


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