コンチネンタル浜北工場 電子ブレーキを国内外へ供給

シェア:
カテゴリー: レポート, 現地
浜北工場の組立工程
浜北工場の組立工程

 コンチネンタル・オートモーティブは8月31日、浜北工場(静岡県浜松市)でプレス向け見学会を実施した。

 同工場は、1987年に日清紡・浜北精機工場(現・日清紡メカトロニクス浜北精機事業所)として操業を開始。その後、2000年に日清紡とコンチネンタル社との間で合弁契約が締結されたのに伴い、2002年から浜北工場としてコンチネンタル製品の生産を始めた。現在の従業員数は約200名で、工場の敷地面積は1万9344平方メートル、建物面積は4万311平方メートル。

 コンチネンタル・オートモーティブはシャシー・セーフティ部門、パワートレイン部門、インテリア部門の3部門から構成されており、浜北工場はその中でシャシー・セーフティ部門に属する。主に電子ブレーキシステム(EBS)を生産し、製品は国内外の新車メーカーや海外の部品工場へ出荷される。

MK100
浜北工場の主力製品「MK100」

 現在の主力生産品目は、今年4月から量産を開始した「MK100」。「MK100」は従来品と比較してサイズ・重量をコンパクトにし、二輪車からライトトラックまでカバーする最新のブレーキシステム。設備稼働率は非公表だが、最大生産能力は年間200万個としており、9月から「MK100」の生産量を倍増させていく計画だ。

 その計画達成のために、生産効率向上にも取り組む。工場内は高度にオートメーション化されており、部品の搬送などは100%ロボットが行う。一部、人間の手作業に頼る作業も残っているが、今後、一層の自動化を図っていく方針だ。岩村盛隆工場長は「生産設備はドイツ本社で開発・設計を行っているが、日本チームの要求も多く取り入れている」と話す。また機械化が進むにつれ「オペレーターの人数は少なくなるが、機械の管理という意味でより専門的な人材が必要になる」(工場幹部)。

 同日、プレゼンテーションの席で、日本法人のクリストフ・ハゲドーンCEOは、「当社にとって日本は優先度が非常に高い。日系カーメーカーと長期的なパートーナーシップの構築に取り組む」と述べ、日本市場の重要性を強調した。


[PR]

[PR]

【関連記事】