住友ゴム「DUNLOP SPORTMAX α-13 SP」新たなジャンルのレースタイヤ

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カテゴリー: レポート, 試乗
SPORTMAX α-13SP
SPORTMAX α-13SP

 住友ゴム工業は、二輪車用タイヤの新商品として、初級・中級ライダーをターゲットにしたプロダクションレース対応スポーツラジアルタイヤ「SPORTMAX α-13SP(スポーツマックス アルファ サーティーン エスピー)」を開発。250cc/300cc車両に合わせた「α-13SP H」はフロント1サイズ、リア2サイズ、主に600cc超のビッグバイク向け「α-13SP Z」はフロント1サイズ、リア3サイズを3月から発売した。同社は3月中旬、筑波サーキットで発表試乗会を開催した。

 新商品は、スポーツラジアルタイヤ「SPORTMAX α-13」をベースに、サーキットでの走行性能を向上させたレースレプリカタイヤ。原憲悟第二技術部長は「新商品は『SPORTMAX α-13』の後継品ではない。『α-13』は公道走行がメインのスポーツタイヤ、『α-13SP』はサーキット走行がメインで公道も走れるレースタイヤ。まったく新しいジャンルの商品だ」と説明している。

SPORTMAX α-13SP
SPORTMAX α-13SP

 新商品には「キャンバースラスト・チューニング・テクノロジー」による専用プロファイルを採用。「α-13SP H」は軽快でナチュラルなロール特性を実現。「α-13SP Z」では強力な旋回力でコーナリング中の自由度を向上させた。

 また「α-13SP H」には広い温度域で優れた接地感を発揮するHレンジ専用コンパウンド、「α-13SP Z」にはスリックタイヤに迫るグリップを実現するZレンジ専用コンパウンドを採用。さらに「α-13SP Z」には「ジョイントレストレッド構造」を採用し、真円度を高めグリップと高速耐久性、耐摩耗性を向上させたとしている。

 松村貞彦モーターサイクルタイヤ部長は、販売への意気込みを次のように語った。

 「新商品は、レースに参加しようとしているライダー、レースで勝利したいライダーが、こんな特性のタイヤがあったらというご要望にお応えした。われわれにとって新たなチャレンジでもあった。ニーズに対しご満足いただける性能に仕上がったと自信を持っている。このタイヤは2016年度MFJロードレース『JP250』クラスのワンメイクタイヤとして供給することが決まった。レースを通じ二輪車市場の盛り上げと、ダンロップブランドのイメージアップを図る」

コーナーを思い切り攻め込む

山本剛大選手
山本剛大選手

 2015FIMアジアロードレース選手権AP250クラスに参戦し、初代シリーズチャンピオンを獲得したのが山本剛大選手。主にHレンジの「α-13SP H」の開発に携わった。

 そのときの印象を「開発を続けるにつれ、特にフロントタイヤがどんどん進化した」と話す。

 「フロントにクセがありチャタリング(タイヤが跳ねる状態)が出やすい車両でもタイヤの進化により解消された。チャタリングの原因による転倒リスクを回避でき、コーナーを思い切り攻め込んでいくことができるように仕上がった」


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