東京オートサロン2019 台湾、中国ブランドも積極展開

 1月13日まで千葉市の幕張メッセで開催された「東京オートサロン2019」には海外のタイヤブランドや関連企業も多く出展した。乗用車用タイヤをメインに、日本市場に合わせたコンセプトや独自のこだわりを見せたデザインで存在感を示すブースを取材した。

 台湾のNANKANG TIRE(ナンカンタイヤ)は、タイヤ通販のオートウェイの展示ブースにコーナーを出展。スポーツタイヤ「Sportnex NS-2R」を装着したD1グランプリ横井昌志選手のマシンを展示した。

 洪建中部長は「今年、日本市場で積極的な商品戦略を展開し当社のプレゼンスを一層強化する。軽自動車用タイヤで新トレッドパターンを投入するほか、A/TとM/Tパターンの新サイズを追加する。ホワイトレタータイヤで新商品を上市し市場を開拓する。またスタッドレスタイヤでも新商品を計画している」と話す。「競争は厳しいが、品質とアフターサービスの良さを訴え、ユーザーの満足度を高めていく方針だ」と続けている。

 杭州中策ゴムのメインブランド、GOODRIDE(グッドライド)の販売会社グッドライドジャパン(江東区、蕭偉城社長)が初出展。フラッグシップタイヤ「SPORT RS」装着の日産GT-Rを展示した。またLT用のサマー「AZ534」とスタッドレス「NZ780」を参考出品した。

 蕭社長は「2012年以降、世界のメーカー売上高ランキングでトップ10を維持していることが示す通り、品質は確か。高性能のタイヤを廉価で提供してきている。モータースポーツ活動などを通じグローバルブランドの確立に努め、日本市場でのさらなる浸透を図っていく」と話している。

センチュリータイヤ

 中国のSENTURY TIRE(センチュリータイヤ)が初参加した。基幹商品であるLANDSAIL(ランドセイル)ブランドではランフラットタイヤ「LS588@RSC」をはじめエアクラフト用タイヤなど、世界市場で販売しているタイヤを出品。

 またDELINTE(デラインテ)ブランドからオールシーズンタイヤやウィンタータイヤなどを出品し、幅広い商品ラインアップでブースを飾った。

 中国のVITOUR TIRE(ヴィツァータイヤ)の正規代理店であるアールプライドのブースでは、ハイブリッドスポーツタイヤの「TEMPESTA ENZO」(テンペスタ・エンツォ)を出品した。

ヴィツァータイヤ

 ドリフト走行などで反響が大きいという同商品は、レースシーンからフィードバックした技術で設計されたもの。様々なコンディションで最大限のグリップ力を確保し、安定したブレーキングとコーナリング性能を図っている。

 また、ブースに展示した「FORMULA X」(フォーミュラ・エックス)はホワイトレターが特徴。担当者は「軽自動車のタイヤサイズでは、ホワイトレターの製品はおそらく当社だけだ。ヴィツァータイヤのシンボルにも使われているトルネードをモチーフにしたデザインは人気が高い。加えて高い静粛性やウェット性能なども実現している」と話していた。

 2006年に設立したヴィツァータイヤは、乗用車用や業務用タイヤなどを製造し、世界40カ国で販売されている。


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