ブリヂストンの「REGNO GR-Leggera」軽自動車用タイヤに新たな価値を

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カテゴリー: レポート, 試乗

REGNO GR Leggera

軽自動車用タイヤの新たな価値を

 ブリヂストンは2月より「REGNO」ブランド初の軽自動車専用タイヤ「REGNO GR-Leggera」およびスポーティータイヤ「POTENZA Adrenalin RE003」の軽自動車向けサイズの販売を始めた。2つのモデルは高機能化が進む軽自動車に対し、プレミアム性能という付加価値を提供するものだ。同社が3月中旬に都内で開催した試乗会でその性能の一端を体感した。

2台
「REGNO GR-Leggera」装着車(左)と、「POTENZA Adrenalin RE003」装着車

 近年、新車販売に占める軽自動車の割合は4割超に達し、保有台数比率は全国平均で34.7%へと拡大する中、車両そのものにも変化が表れてきている。

 ブリヂストンタイヤジャパン消費財マーケティング本部の藤井渉部長は、「軽自動車は、最大ボリューム市場で今後も拡大が見込まれる。こうした中、車両の高機能化が進んでいる」と話す。それに伴い、軽自動車用タイヤにもこれまでとは異なるニーズが生まれてきている。

 ブリヂストンが行った調査では、軽自動車のユーザーがタイヤ購入時に性能を重視するケースは2008年に6%だったものが、2015年には12%へと倍増している。またセダンやミニバン、SUVといった比較的大型車両からの乗り換えが進む中、軽自動車タイヤにも従来以上に高い性能が求められているのが最近の傾向だ。言い換えれば、低燃費やウェットグリップ、ライフといった基本性能だけではなく、静粛性などに代表されるプレミアム性能への要求が高まっている。

 今回、「REGNO」ブランド初の軽自動車専用モデルとして発売した「REGNO GR-Leggera」はまさにこうした市場のニーズに対応した商品となっている。

 「REGNO GR-Leggera」は、“REGNO品質を軽自動車ユーザーへ”をコンセプトに、ダウンサイズユーザーや旅行やレジャーで長距離を運転するドライバーをメインターゲットにした。

REGNO GR Leggera踏面
初代「REGNO GR-01」に採用したトレッドロゴの刻印を継承

 技術面では1981年の初代REGNO以降、培ってきたサイレントテクノロジーを軽自動車専用にチューニングすることで、様々な速度域でのノイズを抑制し、高い静粛性を実現したのが大きな特徴だ。騒音エネルギーは同社のスタンダードモデル「エコピアEX20C」と比較して24%から29%低減させることに成功した。また専用の非対称形状・非対称パターン・高剛性トレッドを採用することでフラつきを抑えた、快適な乗り心地を実現している。

 実際、新商品を装着したホンダ「N-BOX」(155/65R14)で試乗してみると、ノイズが格段に少なくなっている印象だ。特にやや荒れた路面では、凹凸によるベルトの振動で発生する“ゴー”“ガー”といったノイズが抑えられているのが分かる。

 またサイド部分を強化した新構造の採用によって、重心が高くフラつきやすい傾向があるハイト系の車両であってもレーンチェンジを行った際の収まりが良いため安心感が高い。

 さらに「REGNO GR-Leggera」では、同社の独自技術「アルティメット・アイ」により、タイヤと地面の接地圧を均等化させるなど改良を加えた。その結果、低燃費性能は確保しつつ、ライフ性能は「エコピアEX20C」比約1割向上させた。快適性はもちろん、経済性を求めるユーザーにも幅広くそのメリットが享受できそうだ。

POTENZA Adrenalin RE003
POTENZA Adrenalin RE003

 一方、「POTENZA Adrenalin RE003」は、スポーツカーだけでなく、軽自動車からミニバンまで幅広い車種で走りの楽しさを提供する“スポーティタイヤ”として、昨年3月に発売したもので、今回は軽自動車用に4サイズを追加した。

 同社では「スポーティグレードがある車種、ターボモデルのような上級グレードがターゲット」としており、クルマや運転が好きで低燃費タイヤでは満足できないユーザーに対し、“運転が楽しくなるタイヤ”として訴求する。

 モータースポーツ用タイヤの開発で培った、高いブロック剛性と排水性の両立を図ったトレッドパターンを採用し、高速走行時から街乗りまで自在なハンドリングが楽しめることが特徴。

 試乗会ではホンダ「N-ONE」(165/55R15)が用意され、操安性やレスポンスの良さはもちろんのこと、期待以上の乗り心地の良さを感じることができた。スズキ「アルトターボRS」やホンダ「N-BOXカスタム」といったハイパワーモデルにもお勧めできる商品といえそうだ。

 ブリヂストンが提案する「軽自動車用プレミアムタイヤ」。ユーザーはそれぞれのニーズに応じた選択肢が増え、またタイヤ販売店にとっても収益性の向上に繋がることが期待される。


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