東洋ゴム 中国新タイヤ工場が竣工式を挙行

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カテゴリー: レポート, 現地

米国TNAに次ぐ第2の海外自社工場

 東洋ゴム工業がかねてから建設を進めていた中国・江蘇省張家港市のタイヤ新工場がこのほど竣工し、 12月8日に現地で竣工式を行った。現地子会社「東洋輪胎張家港有限公司」(TOYO TIRE(ZHANGJIAGANG)CO.,LTD=TTZ)は、東洋ゴムにとって米国ジョージア州アトランタのTNAに続く2番目の海外タイヤ工場。また同社の独資による中国工場設立はこれが初となる。

生産第1号タイヤ
生産第1号タイヤ

 同社の中国子会社、TTZ新工場の所在地は江蘇省張家港市江蘇揚子江国際化学工業園東海路58号。董事長は一柳満氏(東洋ゴム工業常務執行役員)、総経理は松本洋氏が務める。面積14万3000平方メートルの敷地に乗用車用タイヤとライトトラック用タイヤの最新の生産設備を導入。第1期として、2012年度に年産200万本のタイヤを生産していく。工場従業員数は約500人。

 新工場は、同社のタイヤ生産の新工法「Advanced Tire Operation Module(A.T.O.M.)」の要素技術を導入したことが最大の特徴。中倉健二社長によると、北米TNAに導入しているような完全自動ではなく人手は必要だが、生産工程において人がタイヤに触ることはないという。また将来、フルオート化へのチューンナップが可能だとしている。

 生産するタイヤは、一部輸出もあるが、大半を中国現地市場の需要に対応していく。第2期増強については、中国政府の600万本規制の動向、中国経済の進展など、今後の状況を見極めながら対応していく方針。


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