首都圏初のバンダグ生産拠点 ブリヂストン・バンダグ千葉ファクトリーが開所

「顧客、地域と共に環境貢献を」

西海和久専務
西海和久専務

 開所式に出席したブリヂストンの西海和久代表取締役専務執行役員は次のように挨拶した。

 「提案型のビジネスモデルであるエコ・バリューパックは輸送事業者様の課題解決を支援し、お手伝いするというコンセプトで2008年に開始した。その事業推進の要となるリトレッドタイヤ製造拠点がこのバンダグ・リトレッド・ファクトリーである。ここ市原市は交通アクセスも優れており、首都圏各地へリトレッドタイヤを供給するのに絶好のロケーションといえる。環境に優しく、質の高いリトレッドタイヤを供給することでお客さま、地域の皆さまと共に地球環境へ貢献していきたい」。

 また同社執行役員生産財タイヤソリューション事業担当兼ブリヂストンBMS(株)社長の梶原浩二氏は「エコ・バリューパックは好評で6月末時点で2万4000台超の契約を頂いており〈2010年末に3万台〉という目標を達成できると確信している。2013年までには全国20拠点を展開し事業を一層スピードアップしていきたい」と挨拶。

 ブリヂストン・タイヤ・セールス・関東(株)の谷田部雄太社長は「ここ千葉ファクトリーは首都圏初の拠点となる。昨今の厳しい経済環境を打破し、お客さまのご要望に応えるべく今後も努力していきたい」と意気込みを語った。

拡張性高い大型拠点

加硫缶は最大4機まで拡張可能
加硫缶は最大4機まで拡張可能

 バンダグ・リトレッドファクトリーの首都圏初の拠点としてオープンした千葉ファクトリー。その特徴の一つに挙げられるのが規模・生産能力がバンダグ・リトレッドファクトリー中で最大ということ。

 プレキュア方式において加硫工程を行なうときに使用する加硫缶。バンダグシステムでは、1つの加硫缶で1直(8時間)当たり最大44本のリトレッドタイヤを加硫、すなわち生産することができる。

 他のファクトリーでは、オープン当初は1本の加硫缶でスタートし、需要の増加に合わせて、1直を2直や3直に変更したり、加硫缶を1本から2本へと増やすことで、増産対応している。今回の千葉ファクトリーは、国内の最大マーケットである首都圏地区を含む関東一円を商圏とするブリヂストン・タイヤ・セールス・関東(株)の顧客サービスにミートするものだけに、開設当初から2本の加硫缶でスタート。工場内には最終的に4本まで増設することが可能で、それが実現すると年間8万本強の生産体制となる。

 なお、関東圏にはブリヂストンBRMの加須工場(埼玉県)にバンダグシステムが導入されている。今回開所した千葉ファクトリーは主にブリヂストン・タイヤ・セールス・関東(株)の、既に稼働中の加須工場では主にブリヂストン・タイヤ・セールス・関東(株)以外のタイヤ販売会社経由の、それぞれ需要に対応し相互に協力しながら棲み分けを図っていく。


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