首都圏初のバンダグ生産拠点 ブリヂストン・バンダグ千葉ファクトリーが開所

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首都圏初のバンダグ生産拠点

開所式で集合写真
開所式で集合写真

 ブリヂストンは7月9日、トラック・バス用リトレッドタイヤの製造拠点「バンダグ・リトレッド千葉ファクトリー」(千葉県市原市)の開所式を行い運営を開始した。同工場は、バンダグ・リトレッド方式を導入した首都圏初の拠点で、敷地面積・生産能力ともに最大規模となっている。また環境負荷低減を考慮した設備を多数導入した。

 開所式には西海和久ブリヂストン代表取締役専務執行役員、同社執行役員生産財タイヤソリューション事業担当兼ブリヂストンBMS(株)社長の梶原浩二氏、ブリヂストン・タイヤ・セールス・関東(株)の谷田部雄太社長、ブリヂストン・生産財タイヤソリューション・関東(株)の楢橋明浩社長など幹部をはじめ多数の関係者が出席し、テープカットが行なわれた。

 「バンダグ・リトレッド千葉ファクトリー」は、ブリヂストン・生産財タイヤソリューション・関東(株)により運営される。ブリヂストンのリトレッドタイヤ製造拠点としては国内11カ所目、プレキュア方式を採用するバンダグ・リトレッドファクトリーとしては7カ所目に当たり、首都圏での開設は初となる。

 工場の敷地面積は約8800m2(2660坪)、建築面積は2630m2(800坪)で国内最大規模を誇る。スタッフは計11名体制で生産能力は日産88本(1直)。設置される加硫機は2缶だが将来の増産を見据え、最大4缶まで拡張が可能だという。工場のレイアウトには、ブリヂストンの新品タイヤ工場のノウハウを生かした。部材や完成品の導線を考慮し作業員の移動距離を極小化することで従業員の省力化と効率化を図った。

 製品は、首都圏の販売会社であるブリヂストン・タイヤ・セールス・関東(株)を通じて供給される。担当エリアは同社の商圏である1都6県(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、山梨、新潟)となる。

CASBEE認証「Aランク」を初めて取得

環境に配慮した工場の内部
環境に配慮した工場の内部

 「バンダグ・リトレッド千葉ファクトリー」は、建築物として環境負荷の低減と労働環境の向上を図っていることも特徴。

 建築物の環境性能を評価し「S」から「C」までの5段階で格付けするCASBEEという手法がある。2001年に国土交通省の主導により、その外郭団体である(財)建築環境・省エネルギー機構が進めているものだ。

 同ファクトリーでは、遮熱施工したトップライトをはじめ、LED照明や気化放熱式涼風装置を導入。またバフ作業時発生するゴム粉を再利用するほか、再生砕石や雨水再利用など各種の省資源対策を図っている。さらには緑化率20%以上を達成した。これらの取り組みにより、ブリヂストングループとして初めて、同認証の「Aランク」(大変良い)を取得した。


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