東京タイヤ流通センター 4車種3プライスの分かりやすさを提案

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カテゴリー: ディーラー, レポート

新業態(4車種3プライス)を展開

 中古カー・バイク用品を全国展開する(株)アップガレージは6月5日、神奈川県大和市に「東京タイヤ流通センター」を出店した。

 同社が“新業態”と位置付ける同店の特徴は、車への関心が低くタイヤメーカー・ブランドを問わないユーザーに対して4車種3プライス(合計12プライス)の価格を設定している点だ。車種は「軽」「コンパクト」「ミニバン・小型セダン」「Lサイズミニバン・セダン」に分類され、価格別に「アジアメーカー」「国内メーカー」「国内メーカーのエコタイヤ」をラインアップする。最安値は9990円(4本セット 工賃別途)から。

 同社の石田誠社長は「大手量販店などでは、サイズによって価格が細かく異なり、どの製品を選んで良いのか分かりにくい面がある。これを解消するために画期的な均一価格を設定した」と説明する。オープン時には国内外の5メーカー10ブランドの商品を販売しているが「メーカーや販社の方々と協力しながらラインアップを拡充させていきたい」と語る。

 店舗のスタッフ数は3名で、初年度1億円の売上を見込む。内訳はタイヤ7割、ホイールセット2割、工賃、その他消耗品などが各5%となっている。駐車場を15台備え、営業時間は11時から20時まで。定休日は毎週水曜。

顧客への“分かりやすさ”を第一に

価格プランごとに商品を陳列
価格プランごとに商品を陳列

 同店は、既存の大手チェーンとはコンセプトが大きく異なる。というのは、「4車種×3プライス(プラン)」という価格システムを導入し、そのプランの中ではサイズ、メーカーを問わず価格は均一となっている。

 具体的には、〈軽自動車〉〈コンパクトカー〉〈ミニバン・小型セダン〉〈Lサイズミニバン・セダン〉の4車種に、〈ゴールドプラン〉〈プラチナプラン〉〈ダイアモンドプラン〉の3プライスをそれぞれ設定した。店内はプライスごとに整然とタイヤが陳列されており、来店者が一目で目的の商品が分かるようレイアウトが施されている。

 「お客さまへの分かりやすさを第一に考えた。例えるならパッケージ旅行でホテルのグレードを指定するようなもの。ホテルそのものは選べないが、予算によってラグジュアリークラスやエコノミークラスとグレードを選択するシステムだ。そのような販売方法はメガネチェーンなどでも採用されており、多くの消費者に支持されている」(石田社長)。

 同社の調査によると、装着タイヤのメーカーやブランドにこだわりを持たないユーザーが増えているという。また「そのような方は従来のタイヤショップでの接客――例えば、チラシを見て来店したが、店員がより高価な商品を勧めてくることなどをストレスに感じている方も多い。新店舗では、目的の商品をすぐご購入頂け、無用に長居しなくて良い店づくりを心掛けた」と説明する。

 一方、コストを下げるために汎用サイズを中心に取り扱っているが、在庫に無いサイズをご希望のお客さまにどう対応していくかが課題だ。「1999年にアップガレージ第1号店をオープンした当時もそうであったが、開店から一定期間はテストと位置付けている。全て揃った状態ではなく、走りながらその都度、臨機応変に軌道修正していくのが当社の方針」と石田社長は話す。今後の展開に関して「従来の中古用品を扱うアップガレージ店舗と合わせて、将来的には全国600店舗を展開したい」と意気込む。


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