安全囲いを活用し〝安全安心〟な作業を タイヤセレクト八千代

シェア:
カテゴリー: ディーラー, レポート

安全囲いを上手に活用

安全囲いの使用を
安全囲いの使用を

 タイヤの空気充てん時における事故は今も後を絶たない。JATMAが2013年の1年間に調査し判明した事故だけで、全国で19件も発生している。このうち、安全囲い(セーフティケージ)等を使用していなかったケースは8件、42%にものぼる。そのうち、人的被害があったものは4件、ちょうど半数にあたる。また、そもそも安全囲いを設置していない作業場が8件(不明含まず)もあった。

 労働安全衛生法令では、「作業場には囲い等飛来防止器具を使用することが責務」と定められている。安全囲いを使用していれば、仮に前出の事故が起きたとしても、ほとんどで人的被害を免れることができたはずだ。作業安全の確保はもちろん、コンプライアンス上の問題からも、タイヤ作業場では安全囲いの設置とその使用が求められるのは、言わば周知の事実。しかし、現場においてどこまでそれが励行されているかと言うと、残念だが100%には遠い。

 その理由として、「安全囲いの中に入れると、その分、作業工程が増えることになり、手間と時間がかかってしまう」「チェンジャー上で空気を入れるほうが、作業の流れとしてスムース」「新品タイヤの空気充てんであれば、爆発の危険性はないから、安全囲いは不要」…。

 ひと手間増えることへの抵抗感や、過去の経験則から得られた誤認識がそこに垣間見える。だが、それは本当だろうか。今回の調査で人的被害を受けた作業者に、いわゆるベテランの方も多く含まれていることを見逃してはならない。キャリア10年、20年は言うに及ばず、30年、40年以上というように。つまり、安全講習を受け知識を有し、長い年月をかけ職業経験を積み、職人的な作業勘というものすら培ってきた大ベテランであっても、ひとたびあれば被害者たり得るのだ。

 タイヤ空気充てん時の事故が相も変わらず起きていることに、タイヤ業界は当然として、関連するタイヤ整備機器メーカー・サプライヤーも事故の未然防止に意欲的に取り組んでいる。

 そのような中、安全囲いの使用を促進するサポートツールとして、俄然注目され始めた製品がある。自動空気充てん機だ。これを安全囲いとセットアップし1台のシステムとする。あらかじめ指定空気圧にセット。ホイール組みが終わったタイヤを安全囲いに入れ、空気充てんの準備を整える。あとはボタン操作だけで自動で空気を充てんしてくれるものだ。しかもその間、作業者は空気が充てんされるのをジッと待つのではなく、有効に別の作業を行うことができる。

 タイヤ交換の作業の流れを阻害せず、しかも作業者の安全を確保するシステムとして認知されつつあり、製品の市場展開は昨今、順調に推移しているようだ。


[PR]

[PR]

【関連記事】