「カラータイヤ」で差別化を タイヤセレクトえびな

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カテゴリー: ディーラー, レポート

「カラータイヤ」で差別化を

タイヤプリンターで印刷したカラータイヤ
タイヤプリンターで印刷したカラータイヤ

 神奈川県海老名市にある「タイヤセレクトえびな」は、2007年にダンロップタイヤ中央株式会社(当時のダンロップファルケン神奈川株式会社)の直営店としてオープンした。今年7月にリニューアルを終えたばかりで、「女性客が気軽に入れるようにした」という店内は、明るく開放感に溢れる。

 サービスピットはリフトを2レーン完備し、日産「GT―R」にも対応可能なランフラットタイヤ用のチェンジャーを備えている。スタッフは角亨店長を含め5名。

 角店長は同店に赴任して今年で4年目。以前は横浜市泉区にある「タイヤセレクトおかつ」に勤務していた。「この地域はミニバンを所有する30代、40代のファミリー層が多い。軽自動車の割合は少なく、年配の方がセダンで来店されることが多い点などが他の地区との違い」と話す。

 実際、「VEURO VE303」や「ル・マン4」といったプレミアムクラスの商品が売れ筋となっている。

 スタッフへの教育でとくに注力しているのが接客対応だ。全国のダンロップのタイヤ販売店を対象にした「接客コンテスト」の上位入賞者が在籍しているほか、入社2年目のスタッフもダンロップタイヤ中央(株)が管轄する1都3県で行う地区予選で4位に入賞するなど、取り組みの成果が表れている。

 近くにライバル店がひしめく激戦区であるが、角店長は「タイヤ専門店だからこそできる親切丁寧な接客と元気な対応が当店の売り」とし、今後も地域に愛される店を目指していく。

 もう一つ、他の店舗との差別化となるのが「タイヤプリンター」だ。これはサイドウォールに文字やイラストなど好きなデザインを印刷することができるもの。

 プリンターを開発したメーカーが昨年から本格販売を開始し、各種イベントなどでPRしているため、その鮮やかにデザインされたサンプルタイヤを目にする機会も増えてきた。ただ、インクの耐久性やユーザーの関心がどの程度なのか、まだ試行段階ということもあり、全国的にみても設置店舗は限られているようだ。

 こうしたなか、タイヤセレクトえびなでは7月末に機器の導入を決めた。全国のダンロップ直営店の中で唯一となる。現時点では、同店で新品タイヤを買った場合のみサービスを提供しており、既にトヨタ「ポルテ」と三菱「パジェロミニ」の顧客にカラータイヤを納品している。

 今後の展開については「例えば、デザイン性を高めたバン専用ドレスアップタイヤ『RV503』などにニーズがあるかもしれない。お客様の関心は高いので採算性や需要動向をみながら、あらゆる可能性を考えていく」(角店長)計画だ。

 またエリアマネージャーとして同店を担当するダンロップタイヤ中央(株)販売部リテールグループの矢澤善蔵部長代理は、「まずは当社が管轄するタイヤセレクト直営店22店舗にカラータイヤのサンプルを展示し、お客様の反応を確かめたい」としたうえで、「将来的には各県に1店舗くらいの割合でプリンター設置できれば」と抱負を話した。

 接客に磨きをかけながら、カラータイヤという新たな価値を提供するモデル店として今後の動向が注目される。


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