エイワ TBタイヤチェンジャー「WING 711」

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カテゴリー: レポート, 整備機器

「WING 711」

オールラウンドに使用可能

小型化、軽量化を実現
小型化、軽量化を実現

 タイヤ整備の現場では今、ロードサービスカーが有効に活用されている。今後も底堅く推移すると予測される生産財タイヤの分野で、ロードサービスカーの機動力を活かしたサービスこそ、ユーザーへの絶好のアピールポイント。タイヤ販売店にとってそれは自店の存在力を示す大きな武器となる。

 ただ、そのロードサービスカーは積載量が決まっている。そこに搭載する機器がより小型で、かつより軽量であればあるほど良い。当然、1本でも多くタイヤを運ぶことができるからだ。

 また、あらかじめ小型・軽量の機器を搭載することを決めていれば、新規にロードサービスカーを導入するときに、設計段階で積載スペースの効率化を実現でき、低重心でバランスのすぐれた車両を開発し製造することが可能となる。

 このようなニーズに応えるべく、エイワが開発したトラック・バス用タイヤチェンジャー新製品が「WING 711」だ。「当社のTBタイヤチェンジャーのベストセラー、『WING 888』の流れを汲む製品であり、ダウンサイジング設計により小型化・軽量化を実現しました」と、商品部の平井伸一部長は紹介してくれる。

 これまでロードサービスカーに対応する省スペース型TBタイヤチェンジャーとして、「WING GRS926」を展開している同社。平井部長は「『WING GRS926』は従来のTBチェンジャーには見られない縦型フォルムを採用することで画期的な省スペース化を実現しています」という。

 「これはこれでご好評を得ていますが、中には使い慣れたスタイルのチェンジャーをロードサービスカーに搭載したいということで、『WING 888』をご希望されるお客様もいらっしゃるのです」、そう続ける。

 そのようなユーザーの〝声〟が「WING 711」の開発に活かされた。ツールとアームが同時に稼働することで作業性を高める「カウンタースライド」機能や、タイヤセンターとツールの当たる取り付け角度がすべてのサイズで90度となることで確実な作業を実現する「スクエアシステム」は「WING 888」から踏襲。

 一方で、1600mmサイズのORタイヤを適用サイズから除外し、LTからTBタイヤの脱着にフォーカスした。それでもオプションにディスクツールを用意することにより、最大外径1400mmのORタイヤまで対応。ウィズ・チューブタイヤや農耕用タイヤにも対応可能だ。

 これらにより、従来型モデルの使い勝手の良さや機能性はそのまま維持しながら、小型化・軽量化を実現。ロードサービスカーに搭載した際、荷台の空きスペース拡大と車両総重量の低減に大きく貢献する。

コントローラー
コントローラー

 また「WING 711」は「WING888」で好評のわかりやすいイラストで表記されたコントローラーが採用されており、作業性が向上し、確実に作業することができる。また、足踏み式の回転ペダルを標準装備したのも特徴の一つ。作業効率の向上に寄与するものだ。たとえば初めてTBチェンジャーを使用する運送会社の自社整備やRSなどでの使用に適している。

 この新製品には消防法に適合した仕様でSSに設置可能な「WING 711M」もラインアップした。消防法の関係でフットペダルは付属することはできないが、その他の機能や省スペースな設置寸法は変わらない。

 「脱着時、タイヤが機器のベース部分からふわっと浮いたような、それくらい低い位置で稼働しますので、安全性が高く、スピーディに作業することができます。シンプルでコンパクト、そして作業性を高めた省スペース型TBタイヤチェンジャーです」と、実演デモを行いながら平井部長は説明する。

 新製品「WING 711」はコンパクトながら上級機種並の機能を備えているのでオールラウンドに使うことが可能。SSやRSでの入門機種としてはもちろん、プロショップにおける2台目、3台目のチェンジャーとしてフル活用が期待できる。


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