さらに進化するアイス・スノー性能 日本グッドイヤー「ICE NAVI 6」試乗レポート

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カテゴリー: レポート, 試乗

ICE NAVI 6

さらに進化するアイス・スノー性能

 日本グッドイヤーはこのほど、乗用車用スタッドレスタイヤの新商品として「ICE NAVI 6」を上市。発売サイズは13インチ~19インチ全74サイズ。グッドイヤー・スタッドレスタイヤのメイン商品となる「ICE NAVI 6」。その発売を期して、同社は今年1月、そのプロトモデルについて、プレス関係者を対象に発表試走会を行った。

 「ICE NAVI 6」(の試走は、北海道の十勝スピードウェイとその周辺の一般道をステージに行われた。評価方法は、タイヤサイズや空気圧などの条件を同一にしたトヨタ「プリウス」をテスト車両に使用。新商品と現行品(ICE NAVI ZEAⅡ)でコースを走行し、ハンドリングやブレーキングの挙動を感応評価し比較した。

ICE NAVI 6 十勝スピードウェイ・中央コースの特設ステージでは、雪上による周回路とコーナリング、登坂、氷盤によるハンドリング、それぞれの性能を比較した。

 雪上を時速50km/h程度で走る。現行品、プロトモデルに大きな性能差は感じられない。雪を踏みしめ、ドライバーが想像する通りに挙動する。タイヤが雪をギュギュッと噛んでいるのがわかり、安心してクルマを操ることができる。

 それが氷盤路となると、やや事情が異なってくる。時速10~15km/hくらいの低速で、アイス路面を走る。陽射しで氷が融けてくると、ツルツルに磨きあげられたような路面状況となる。ブレーキのかけ方が急だったり、ハンドルの切り方が鋭角に過ぎると、タイヤはグリップしてくれない。車両が横滑りしてしまうのだ。現行品での走行時に、そのようなシーンに度々遭遇した。

 一方、プロトモデルは、その挙動が穏やかだ。たとえるなら、タイヤの踏面全体で、ジワッとグリップするような感じ。その印象は、舞台を東コースの特設ステージに移したときに、さらに強くなった。ここでは氷盤路を時速20~30km/hで走行しフル制動。続いて、パイロンスラロームを行う。

ICE NAVI 6 プロレーシングドライバーの田ヶ原章蔵氏のドライブで同乗走行による評価を行った。このステージも氷が融け、路面コンディションとしてはかなり厳しいが、その難コースをアクセル&ブレーキワークと、絶妙のハンドルさばきでパイロンを抜けていく。

 「挙動が急ではないので、体勢を立て直しやすい」と、田ヶ原氏はプロトモデルの特性を解説してくれる。

 直進走行中に急にロックブレーキをかける。目測だが、プロトモデルが停止した位置は現行品よりも車体半分以上、手前だったようだ。

 十勝スピードウェイを出て、周辺の一般道を走る。踏み固められた路面があれば、圧雪路面もある。濡れた路面、除雪されて乾いた路面と、さまざまな路面に遭遇する。スノーシーズンの現場ならではだ。その冬のどのような路面でも、「何かに留意すること」なく走れるのは、高いウィンター性能に裏打ちされているからに違いない。

 新商品「ICE NAVI 6」は、氷上・雪上の性能アップは機能商品として必然の事項。加えて、ドライ性能とウェット性能を進化させること。さらに、ユーザーが現在、もっとも重要視するロングライフの大幅向上を図り開発している。


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