「プレイズRV」が低燃費タイヤに ブリヂストン「Playz RV ecopia PRV-1」

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カテゴリー: レポート, 試乗

「Playz RV ecopia PRV-1」

「プレイズRV」が低燃費タイヤに

 ブリヂストンのミニバンタイヤのラインアップに、ラベリング制度に対応する低燃費タイヤが登場した。「エコピア」ワッペンを付けた「Playz RV ecopia PRV-1」がそれだ。発売は10月。その新発売を機として新商品の試乗を行った。

 同社では、転がり抵抗を低減し燃費の節約を図りながら、雨の日の安全性能の両立を実現する低燃費タイヤとして「ECOPIA」シリーズを発売。転がり抵抗性能グレード「AAA」のエコプレミアム「EP100S」をはじめ、「EP100」「EX10」を上市している。

 また、環境対応商品の拡充を図るという戦略方針の一環から、プレミアムコンフォートタイヤ「REGNO」に「REGNO GR-XT」、スタンダードタイヤの分野にも「SNEAKER SNK2 ecopia」を投入。ラベリング制度に対応する低燃費タイヤとして発売しサイズレンジも拡大するなど、積極的な市場アプローチを図っている。その一方で、日本のクルマ市場は、コンパクトカーが伸長をみせる中、ミニバン・RVも引き続き人気は高い。

 それを背景に、市販市場では、ミニバン・RV向けの低燃費タイヤが一つの大きな分野として形成されている。そのようなことから、ブリヂストンのミニバン専用低燃費タイヤの上市が待たれていた。

 その「Playz RV ecopia PRV-1」を日産のクロスオーバーSUV「DUALIS」に装着する。サイズは純正の215/60R17 96H。

転がり抵抗21%減少

 試乗の舞台は常磐高速道路。三郷料金所スマートICから水戸北スマートICの100km弱、片道1時間程度の道のりだ。

 クルマを発進させる。タイヤが回転し始めたときのフィーリングが実にスムースだ。AT車のクリープ現象でも速度がみるみる上がるような、そんなイメージ。このスムースさがまさに転がり抵抗を低減した、その表れに違いない。

 ブリヂストンによると、性能比較結果は、従来品「Playz RV」の転がり抵抗性能を指数100とした場合、新商品「Playz RV ecopia」は指数79と、実に21%もの低減を果たしたという。その差は歴然だ。

 ICで高速道路本線に乗り入れるまでの大きなカーブに入る。直進路に進入するため、ぐんぐんとスピードを上げていきたい。クルマの車重が重く、重心点の高いミニバンでは、ともすればフラつきやすい部分だ。セダンに比べて車高の高いDUALISだが、この辺の作り込みはしっかりとできている。コーナーでのハンドリングには定評がある。

 タイヤを「Playz RV ecopia PRV-1」に履き替えて、そのことをより鮮明に理解した。思い描くラインをしっかりトレースすることができる。ハンドルで小さな修正を入れる必要もないくらいだ。

 本線に入り、高速クルージングモードへ。直進安定性が特に良い。レーンチェンジの際の微小蛇角時、応答性にキレがある。一方で、路面には無数のクルマが通ったことで特有のわだちが続いているのだが、そこを通過するときにハンドルのふらつきは少なく感じる。「Playz」シリーズはIN側とOUT側とでそれぞれ形状を最適化した独自の「非対称形状」を採用しており、それにより外乱安定性が向上しているという。「Playz RV ecopia PRV-1」も、高速走行時の安定性が高い。

 ハンドルの取り回しが楽なので、ロングドライブでも疲労感は少なくなるのではないか。路面のインフォメーションがドライバーにきちんと伝わってくるかどうかは重要なポイント。だが、あまりにもそれが強いと反面として、音や振動、中でも小刻みな振動に常につきまとわれるようで、ストレスの一因につながりかねない。今回、運転席でその点に注意を払ったが、ノイズとしては100km/m超の高速走行時、80km/mくらいの中速走行時、いずれも耳に障ることはなかった。

 〈ドライブが“らく”になる〉というのは「Playz」シリーズのキャッチコピーだが、低燃費タイヤ化を果たした「Playz RV ecopia PRV-1」でもそのコンセプトはしっかり守られている。


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