【ピレリ】「アウディR8 LMSカップMS」に参戦する意義

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カテゴリー: ニュース
LMSカップMSのピット作業
LMSカップMSのピット作業

 6月10日~11日、三重・鈴鹿サーキットで「アウディR8 LMSカップ2017」シリーズ第3戦&第4戦の決勝レースが行われた。アウディの市販GTカーのフラッグシップ「R8」をベースに、レース仕様にチューンナップした「R8 LMS」によるワンメイクレースだ。17年シリーズは鈴鹿をはじめアジア各国で全10戦が行われる。

 このレースで特徴的なのは、独自のオーバーテイクシステムを車両に搭載していること。「プッシュ・トゥ・プッシュ」と呼ばれ、ボタンを押すと通常560馬力のところ、瞬間的に50馬力がチャージされるもの。ここ一番という追い越しのタイミングで使うことで、レースがよりスリリングなものとなる。

 この車両に装着されるタイヤはピレリの「P ZERO」(ピー・ゼロ)。今シリーズから同社がワンメイク供給し、レースをサポートしている。

五木田健氏
ピレリモータースポーツの五木田健氏

 ピレリと言えば、2011年にF1に復帰し、単独サプライヤーとしてタイヤを供給しているのは周知のところ。世界トップのカテゴリーでサポートを行うことが、“走る実験室”の役割を果たすこととなる。そこで得られたノウハウをフィードバックすることで、より高性能のタイヤを開発することが可能だ。

 それでは、「アウディR8 LMSカップ」をサポートする意義はどこにあるのだろうか――ピレリモータースポーツ アジア地域テクニカルアカウントの五木田健氏は、「最も大きい点はアウディとの関係性の構築。モータースポーツのトップフィールドでは、タイヤの性能だけではなく、ピレリ全体としての対応力が求められる。ドライバーやチームからのリクエスト、あるいは車両自体が常に進化し続けていることに対し、我々の対応力を、目の前で示すことがリレーションシップを深めることになる」と語る。

 また「市販車ベースのレースでもタイヤをサポートを行っているピレリタイヤに一層の親しみを感じていただければ」と話していた。


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