ブリヂストンと住友ゴムの技術が欧州で表彰

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カテゴリー: ニュース
ブリヂストン・テクニカルセンター・ヨーロッパの研究開発責任者であるEmilio Tiberio氏

 ブリヂストンは、英UKIP Media & Events社発行の業界誌「Tire Technology International」が主催する「Tire Technology International Awards for Innovation and Excellence 2017」において、革新的なタイヤ製造技術に対して贈られる「Tire Manufacturing Innovation of the Year」を受賞した。

 今回の受賞は、同社独自の最新鋭タイヤ成型システム「EXAMATION」(エクサメーション)がICTに人工知能(AI)を実装したことで、タイヤ成型工程の自動化による生産性の向上や、センサーとAIを組み合わせた自動制御による品質向上を実現した点が評価されたもの。

 授賞式は、ドイツのハノーバーで開催された「Tire Technology EXPO」において2月15日に行われ、ブリヂストン テクニカルセンター ヨーロッパ エスピーエーの研究開発責任者であるEmilio Tiberio氏が出席した。

表彰式に出席した住友ゴムの中瀬古常務執行役員(中央)

 また住友ゴム工業の新材料開発技術「ADVANCED 4D NANO DESIGN」は同展示会において「Tire Technology of the Year」を受賞した。

 「ADVANCED 4D NANO DESIGN」は、低燃費・グリップ・耐摩耗性能という、相反性能であるタイヤの三大性能を高い次元で両立するために、大型放射光施設「SPring-8」、大強度陽子加速器施設「J-PARC」、スーパーコンピュータ「京」という世界最高レベルの最先端大型研究施設の連携活用により、ナノからミクロンレベルまでゴムの内部構造を連続的かつ鮮明に解析し、シミュレーションすることを可能とした技術。

 同社では「今回の受賞は、新材料開発における先進的な取り組みと、高い技術力が認められた結果であると考えている」としており、今後もこの技術の採用により、顧客ニーズを満たした商品力の高いタイヤを生み出していく。

 「Tire Technology Expo」は、2001年より毎年欧州で開催されているタイヤ製造等に関する技術発表・展示会で、タイヤメーカーをはじめ素材メーカー、公的研究機関などがその研究成果を発表し、5つの分野(Tire Manufacturing Innovation of the Year、Environmental Achievement of the Year、Tire Technology of the Year、Tire Industry Supplier of the Year、Tire Manufacturer of the Year)で優秀な技術を表彰するもの。


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