ブリヂストン 中期経営計画「MTP2016」を発表

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カテゴリー: ニュース
ブリヂストン中計2016発表
津谷CEO(左)と西海COO

 ブリヂストンは10月17日、2017年から2021年までの5年間を対象年度とした中期経営計画「2016MTP」を発表した。2015MTP策定時からの事業環境の変化を反映し、必要とされる戦略・施策を追加・更新したもの。

 同日の会見で津谷正明CEOは、「久留米工場で航空機用ラジアルタイヤ(APR)の生産能力を現在の1.5倍に増強する」と話した。2016MTPの重点事項であるグローバル企業文化の育成の一環として進めていくもので、投資額は約21億円。2018年末までに増強を完了する計画。

 同社の航空機向けタイヤ事業は新品・リトレッド・サービスを組み合わせたソリューションビジネスが中心。現在は久留米工場と東京AP製造所で新品タイヤを生産し、日本や米国、ベルギー、中国でリトレッドタイヤの製造とサービスの提供を行っている。

 APRは中長期的に需要拡大が見込まれていることから生産・供給体制を拡充し、競争力を強化していく。

 また、タイヤ生産の成形システム「EXAMATION」(エクサメーション)をハンガリーのタタバーニャ工場と、今年度中に稼働を始めるロシア工場へ展開する。

 同システムは今年2月に彦根工場へ初めて導入した。タイヤ生産技術における品質向上、高生産性を実現するためICTに人口知能(AI)を実装したことが大きな特徴となる。

 タタバーニャ工場は2017年上期中に生産能力を現在の3倍となる1万8000本に増強する計画を進めている。

 西海和久COOは、「サイズミックスが組み込まれるので、そこに新成形システムを導入することで、生産キャパを増やしながら同時に中身も変えていく戦略で、ハンガリー工場を選んだ」と述べた。

 そのほか、オリンピック・パラリンピックへの協賛を通じたブランド戦略の推進やグローバル経営人材の育成などに引き続き取り組んでいく。


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