日本ミシュランタイヤ、23年8月に本社を太田へ移転

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 日本ミシュランタイヤは12月23日、東京都新宿区にある本社の主要部門を群馬県太田市に移転すると発表した。同市にはミシュラングループの中核となる研究開発拠点「太田サイト」があり、敷地内に移る。移転完了は23年8月を予定している。

 移転する部門や人員などの詳細は今後詰める。現在東京勤務で太田へ勤務地を移す社員は、通勤可能なエリアに転居するか在宅を中心とした勤務体制に切り替わる。なお、都内に一部機能は残すほか、愛知県名古屋市のオフィスは今後も変わらず業務を行う。

 同社は昨年6月に群馬県内の製造業を中心とする企業グループなどと連携して一般社団法人「群馬積層造形プラットフォーム」を設立すると発表している。日本ミシュランタイヤでは「既存のタイヤビジネスへのサービスを継続しつつ、ミシュラングループが新たな戦略の柱として掲げる新しいソリューションを発信していく」とした上で、「ワークライフバランスとより健全な財務ベースの両立を鑑み、新たな価値創造に向けて改革を推進する」と展望を示している。


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