
米専門誌のモダンタイヤディーラーが2020年のタイヤ売上高をもとにまとめた世界のタイヤメーカーランキングは1位がブリヂストンで、226億ドル(約2兆4416億円)だった。
2位はミシュラン(220億ドル)で、1位との差は6億ドルと前年から8億ドル縮まった。トップ10の順位の変動はなかった。
国内メーカーでは、住友ゴムが5位、横浜ゴムが8位だったほか、TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は11位の28億ドルとなり、Gitiタイヤを抜いて順位を1つ上げた。
また、米国の市販用乗用車用タイヤのブランドシェアランキングは1位がグッドイヤーで11%となり、前年から1ポイント減少した。次いでミシュランが9%(0.5ポイント減)、ファイアストンは7%(前年並み)、ブリヂストンは6.5%(0.5ポイント減)、ファルケンは5%(1.5ポイント増)だった。ヨコハマ(3.5%)や、トーヨー(2.5%)のシェアはともに前年並みだった。
市販用ライトトラック用タイヤでは、1位がグッドイヤーで10%(1ポイント減)だった。2位のBFグッドリッチは7.5%(0.5ポイント減)で、ファイアストンが6.5%(前年並み)、ミシュランが6.5%(0.5ポイント減)、ブリヂストンが6.0%(0.5ポイント減)と続いた。トーヨー(5%)とヨコハマ(5%)は前年並み、ファルケンは1ポイント増の4%となった。