ブリヂストン、仏ベチューン工場を4月末で閉鎖

シェア:
カテゴリー: ニュース

 ブリヂストンは17日、仏ベチューン工場を4月末に閉鎖する予定だと発表した。同社は昨年10月から関係者と工場閉鎖に向けた協議を行っていたが、2月26日(現地時間)に終結し、3月16日(現地時間)に現地当局から計画が承認された。工場の従業員は配置転換や再就職の支援などを行う。

 同工場は1961年に操業を開始。2020年9月時点で乗用車用タイヤを日産1万7000本生産していた。従業員数は863人。

 同社は2月16日に発表した中期事業計画で、グローバル全ての地域、領域を対象とした経費・コスト構造改革を進めていることを発表している。コア事業での経費・コスト構造改革とプレミアムビジネス戦略の推進からなる「稼ぐ力の再構築」をベースに、成長事業・探索事業へ戦略的成長投資を進め、環境変化に適応しながら着実に成長する「強いブリヂストン」への変革を目指している。


[PR]

[PR]

【関連記事】