TOYO TIREが独自の技術戦略 環境性能と嗜好性を両立

 TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は新たに策定した2025年までの中期経営計画の中で、技術開発を積極化する方針を掲げた。日米欧3カ所のR&D拠点を連携させ、様々な要求性能を高次元で両立させる技術や市場で差別化できるような顧客志向の商品力を強化していく。

 2月25日に開いた会見で清水隆史社長は、「次世代車両に対応した技術確立と商品化に挑戦する」と述べ、電動化が急速に進む中、転がり抵抗の低減やライフ性能の向上といった環境配慮技術と、走る楽しさや斬新なデザインなど嗜好性を融合したタイヤを展開していく考えを示した。

 また、タイヤセンシング技術や摩耗診断技術を含めて独自のソリューションビジネスの展開を開始するほか、顧客のニーズや使用環境に合ったカスタマイズ商品の提案にも取り組む。

 AIなどデジタル技術を活用したソリューションは各社が注力している。こうした中で、清水社長は「ソリューションサービスがどれぐらいの利益につながるかは見えない部分があり、それを追い続けることが良いことなのか、現状では予測しがたい」と話す。その上で「原理原則を大事に取り組んでいく」と述べ、収益の柱に掲げている大口径タイヤ、SUV用タイヤの販売増や基盤強化、効率化といった基本戦略に注力していく方針を示した。


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