日本自動車タイヤ協会 国内需要を下方修正

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 JATMA(日本自動車タイヤ協会)は7月21日、2016年の国内需要年央見直しを発表した。

 それによると、四輪車用タイヤの需要は市販用、新車用ともに当初見通しから下方修正した。市販用は前年並みの7060万本と予測したものの、四輪車用の全カテゴリーで当初見通しより若干のマイナスとなる見込み。新車用は乗用車用と小形トラック用を下方修正した一方で、トラック・バス用は当初より1万本程度のプラスを見込んでいる。

市販用タイヤ需要見通し
市販用タイヤ需要見通し

 JATMAでは需要見直しの前提条件として、実質経済成長率を当初見通しの1.0%から0.6%へ見直した。また自動車生産台数は前年比2%減の905万7000台、国内販売台数と輸出台数は当初見通しの前年比1%増から2%減に下方修正した。

 これに伴い、新車用タイヤの需要は四輪車合計で前年比2%減の4212万本、当初予想より115万本減となる。

 このうち、乗用車用タイヤは上期実績が2%減となったことに加え、下期も前年を下回る見込みで、年間では当初見通しより79万本減の3530万本に修正した。小形トラック用は上期が9%減となり、年間では6%減の544万本とした。一方、トラック・バス用は上期実績が4%増加したことにより、年間では1%増の137万本へ上方修正した。

 市販用(販社販売)は四輪車合計で当初見通しより28万本減の7060万本に下方修正した。

 乗用車用の夏タイヤは上期実績が前年並みの2104万本となり、下期もほぼ前年と同水準に推移すると予測し、年間では当初見通しより1ポイントマイナスの3497万本へ修正した。冬用タイヤは暖冬の影響で上期が前年より約2割減となったが、下期は前年をやや上回る見込みで、年間ではほぼ当初見通し通りの1665万本としている。

 小形トラック用の上期需要は夏冬合計で2%増加したものの、年間では当初見通しより2万本マイナスの1377万本となる。トラック・バス用は夏冬合計で、上期は2%のプラスとなった。下期は前年並みとなる見込みで、年間ではほぼ予想通りの521万本とした。

 市販用タイヤの今年12月末の販社在庫は、四輪車合計で前年比1%マイナスの512万本となる見込み。また販社販売と販社在庫から算出したメーカー出荷需要は、四輪車用タイヤ合計で7057万本とした。このうち、夏タイヤが4737万本、冬用タイヤが2320万本。

 なお今回の予測通りに推移すると、市販用は2年ぶりに増加、新車用は4年連続で前年を下回ることになる。


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