欧州市場、新型コロナで減速 7~9月の生産財タイヤは回復も

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カテゴリー: ニュース

 欧州タイヤ・ゴム製造者協会(ETRMA)が10月14日に発表した2020年の第3四半期(1~9月)の加盟企業の欧州における市販用タイヤの販売実績によると、乗用車用(SUV用、ライト・コマーシャル・ビークル用を含む)が前年同期比14.4%減の1億4346万4000本、トラック用が8%減の870万6000本、農機用が3%減の89万9000本、二輪車用が11.7%減の711万5000本だった。

 7~9月累計は乗用車用が1.9%減の6041万3000本だった。一方、トラック用は2.9%増の360万6000本、農機用は11.6%増の29万3000本、二輪車用は26.7%増の236万1000本といずれも増加している。

 同協会では、「新型コロナウイルスの感染拡大によって移動の需要が制限されていることや、様々な国が国民に接触や移動を抑えることを求めているため、乗用車用タイヤの需要が低下する見通し」と分析している。

 また、「市販用タイヤ市場は14.4%減、新車用タイヤの需要は30.4%減とコンシューマー部門はより大きな影響を受けた」とした上で、「パンデミックの状況が改善することを願いつつ、業界内の雇用を維持するため、タイヤ産業をサポートする最も適切な措置を至急見つける必要がある」と強調した。さらに「年末の見通しは依然として暗く、販売数量は2ケタの減少が予想される」としている。


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