住友ゴム、「京」を活用した「タイヤ用ゴム材料の大規模分子動力学シミュレーション」が表彰

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カテゴリー: ニュース

 住友ゴム工業は9月16日、スーパーコンピューター「京」を活用して取り組んだ研究「タイヤ用ゴム材料の大規模分子動力学シミュレーション」が、HPCI(革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ)利用研究課題優秀成果賞を受賞したと発表した。

 この表彰制度は、「京」と全国の大学や研究所などに設置されているスーパーコンピューターを高速ネットワークで結び、HPCIを利用して実施した研究の中から特に優秀なケースに与えられる。

 同社は、より高い安全性を備え環境負荷低減に貢献できるタイヤ開発を目標に、2012年より「京」を活用して大規模分子動力学シミュレーションを行い、ゴム材料の研究開発を進めてきた。今回受賞した研究は、ゴム材料に添加するシリカとカップリング剤の結合の仕方がゴム材料の強度に及ぼす影響を明らかにしたもので、ゴムの耐摩耗性向上に繋がる成果を得たもの。今後は、このシミュレーションの成果を新たなゴム材料および商品の開発に活かしていく。

 また、更に高い安全性と環境負荷低減を両立したタイヤ開発を進めるため、シミュレーションにおいては、2021年から本格的に共用開始される「京」の後継となるスーパーコンピュータ「富岳」の活用も見据え、取り組みを進めていくという。


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