シングルタイヤのスタッドレス続々 ブリヂストン、横浜ゴムから新商品

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カテゴリー: ニュース

 トラック・バス用タイヤで「超扁平シングル」「ウルトラワイドベース」などと呼ばれるシングルタイヤの冬用モデルが相次いで発売される。シングルタイヤは、大型トラックのダブルタイヤ(複輪)を1本(単輪)で走行できるようにタイヤ幅を広くしつつ、車重を支えるため構造を強化。車両の軽量化につなげることで車載重量の増加が可能となり、輸送効率化に貢献する。

 ブリヂストンは、9月1日から超扁平シングルスタッドレスタイヤ「GREATEC W953」を発売する。発売

ブリヂストン「GREATEC W953」
ブリヂストンの「GREATEC W953」

サイズは445/50R22.5 168Jと445/55R22.5 166Jの2サイズで、価格はオープン。

 同商品は冬道の安全運行と摩耗ライフの両立を目指して開発した。冬道特有の凍結路面や積雪路面などでより安全に走行できるように、トレッドゴムやパターン技術など、同社のスタッドレスタイヤ先端技術を採用。さらに、今年3月に発売した「GREATEC M829」で採用したベルト張力を高めるための構造などを搭載し、耐荷重を確保することでタイヤの軽量化を実現している。

 横浜ゴムは、秋からウルトラワイドベーススタッドレスタイヤの新商品「903W」を発売すると発表した。発売サイズは455/55R22.5 166Lの1サイズで、価格はオープン。

横浜ゴム「903W」
横浜ゴムの「903W」

 「903W」は、タイヤの回転方向と平行にスチールコードを配置したベルト層をもつ独自のベルト構造「スパイラループ」を採用。これにより、従来のベルト構造でウルトラワイドベース化を行った場合に弱点となるショルダー部の成長とベルト部の歪みを抑制。優れた耐偏摩耗性と耐久性を確保することでタイヤの長寿命化を実現した。

 また、パターンには、ブロックエッジ量を増加するワイドグルーブや、剛性を維持し接地面積を確保するブロックを採用し、ウルトラワイドベースタイヤ用に最適に配列することで優れたスタッドレス性能を発揮する。

 横浜ゴムはオールシーズンのウルトラワイドベースタイヤ「902L」を昨年から国内市場へ本格導入しており、「近年のトラック・バス用タイヤのシングル化需要に合わせ、ウルトラワイドベースタイヤの販売を加速する」としている。


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