ミシュラン、コネクテッドタイヤソリューション「Track Connect」の対象を拡大

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カテゴリー: ニュース

 仏ミシュランは、タイヤの空気圧や温度などを管理するコネクテッドタイヤソリューション「Track Connect」(トラック・コネクト)をアップグレードし、利用対象を拡大した。

Track Connectの画面イメージ
「Track Connect」の画面イメージ

 このシステムは2018年3月に発表した。タイヤの空気圧の変化を分析し、ドライバーにタイヤの管理に関するアドバイスや推奨事項を提供するもの。従来はセンサーが装着されたミシュランのタイヤと車載装置、スマートフォンアプリで構成されており、サーキットを走行するスポーツカーのドライバーを対象としていた。

 今回は誰でも利用できる「レジャーモード」と、スポーツカーのオーナー向けの「エキスパートモード」「モータースポーツモード」の3つのモードが使用できるようになった。

 「レジャーモード」はタイヤの種類に関わらず無料で利用可能となっている。ラップタイムとスピードの記録に加え、タイヤの空気圧を手動で記録できる。また、リプレイモードで走行を分析し、結果をコミュニティやソーシャルメディアで共有することや、他のドライバーとのパフォーマンスの比較なども可能となっている。

 「エキスパートモード」はセンサーを装着可能な「Pilot Sport CUP2 Connect」(パイロット・スポーツ・コネクト・カップツー・コネクト)が必要となる。「レジャーモード」の機能に加え、タイヤの空気圧と温度の変化をリアルタイムでモニタリングし、車両やコース、天候に応じてラップタイムを向上するためのアドバイスを提供する。

 さらに、「モータースポーツモード」では車種や用途、装着されているタイヤの種類、走行状況に応じてパーソナライズされたアドバイスの提供や、走行中に記録されたデータを分析し、次の走行に向けて適切な空気圧を提示することでタイヤのポテンシャルを最大限に引き出すことなどが可能になる。また、自動でスローパンクチュアの警告を出し、競技中の安全性を高める。

 なお、「エキスパートモード」と「モータースポーツモード」では、4つのセンサーとセントラル・コネクション・ボックスからなる「トラック・コネクト・キット」と、センサーを装着することを前提としたミシュランのコネクテッドタイヤを組み合わせて使う必要がある。「エキスパートモード」で使用できるキットが販売されているのはドイツやオーストリアなどの18カ国で、「レジャーモード」で使用できるアプリは4大陸の26カ国で利用可能になっており、今後も増加するという。また、アプリには300以上のサーキットのデータが収録されている。

 さらに、ミシュランと仏ルノー・スポール・レーシングの新型「Clio Rally」(クリオ・ラリー)には「モータースポーツモード」の「トラック・コネクト・キット」が装着された状態で工場から出荷される。


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