「ソリューションを成長分野に」コンチネンタルが株主総会

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カテゴリー: ニュース

 独コンチネンタルは7月14日、オンラインで株主総会を開催した。2019年に開始した組織再編に継続して取り組むほか、グローバルで自動車生産量が減少していることを踏まえ、財務構造の最適化を進める方針を示した。

 エルマー・デゲンハートCEOは「我々の再編計画は将来への道筋である。依然として最も重要なタスクのままだ」と強調した。同社は、将来にわたって収益性が期待できる分野でポートフォリオを拡張しながら、組織構造をスリム化することで事業プロセスのスピードアップを図る。この戦略に基づき、2023年以降に年間で約5億ユーロ(約612億円)の経費削減を目指す。

 さらに、2020年の乗用車・ライトコマーシャルビークルの生産量が最大で7000万台となる市場の見通しから、「2017年に記録した9500万台超えのレベルは、早くても2025年までには見られない」(同社)と予測。過剰な生産能力の縮小や投資などを抑えることで、2022年までに数億ユーロの削減も計画する。

 また同社は、ソフトウェア技術や、より安全でクリーンな運転システムに向けたソリューションを成長分野とした。デゲンハートCEOは「我々はタイヤや空気バネのシステムをデジタル化している。タイヤデータは我々のデジタルサービスを通じてフリート管理者に転送されているが、このデータの需要は既に非常に高い。フリート関連のビジネスを拡大させており、年間で約10億ユーロの売上高となっている」と説明した。なお、「これらの売上高は2030年までに3倍となる計画」(同社)という。

 環境面でも、2040年までに生産時のカーボンニュートラルを達成し、50年までにバリューチェーンの全ての段階で二酸化炭素排出量をゼロにする目標を示した。


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