トーヨータイヤ 生産拠点で環境への取り組み推進

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カテゴリー: ニュース

 TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は6月に発行した最新版の「CSRレポート2020」で、「地球環境への貢献」の取り組み状況について報告した。

 同社では気候変動への対応としてエネルギー消費量の削減を進めている。2019年度は中国の張家港工場で、生産工程において最もエネルギーが必要な加硫工程の電力使用量の削減のため設備を改良、改良前と比べて50%以上削減した。

 また、マレーシア工場では、蒸気ボイラーの排熱を効率よく回収してボイラーへの給水を予熱し、エネルギー効率を向上するための装置を2018年度に導入した。これにより、天然ガスの使用量を導入前より20%以上削減し、年間CO2排出量が約2400トン減少している。

 さらに、温室効果ガス(GHG)の削減も行っている。グループ会社の綾部トーヨーゴムでは2019年にボイラーの燃料を重油からLPガスに転換し、CO2排出量を燃料転換前に比べ30%以上削減した。

 さらに、水リスク低減への取り組みとして取水量と排水量を削減している。中国・諸城市の工場では、水質に問題がない蒸気ドレンの回収と再利用で、全ての蒸気ドレンをリサイクルし、2019年度は年間で前年度比10%以上の取水量削減を達成するなどの成果が示されている。

 なお、資源循環の取り組みとして米工場では、再利用する品目を増加し、2019年度は16品目を再利用品に指定している。

 この報告書は、同社グループが取り組むCSR活動について、ステークホルダーに対し公開するもの。

 同社では「一人一人が社会との『つながり』を意識して行動し、人と社会に求められる企業であり続ける」と活動への取り組み姿勢を示しており、環境データに対して第三者機関による独立検証を導入するなど、今後も課題に真摯に取り組む考えだ。


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