5月のタイヤ販売 新車用タイヤは過去最大級のマイナスに

シェア:
カテゴリー: ニュース

 JATMA(日本自動車タイヤ協会)が発表した5月のタイヤ販売実績によると、新車用タイヤ(四輪車用合計)は前年同月比62.5%減の136万本となった。単月として過去最大規模の落ち込みと見られ、新型コロナウイルスによる影響の大きさが顕著に示された。特に乗用車用が65.0%減、ライトトラック用も52.7%減とマイナスが目立った。トラック・バス用は33.3%減だった。なお、日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会がまとめた5月の新車販売台数は44.9%減の21万8285台となっていた。

 市販用タイヤの販売本数も四輪車用合計で27.4%減の316万7000本と大幅減となり、減少幅は4月(18.4%減)より悪化した。ただ、緊急事態宣言の全面解除による経済正常化への期待から「5月が底で徐々に回復するのでは」との声も出てきている。


[PR]

[PR]

【関連記事】