新型コロナ響く 4月のタイヤ販売 新車用は震災以来の大幅減に

 JATMA(日本自動車タイヤ協会)がまとめた4月の市販用タイヤ販売実績は、四輪車用合計で前年同月比18.4%減の464万3000本と大幅なマイナスとなった。特に乗用車用タイヤは22.3%減となり、新型コロナウイルスの感染拡大による需要減少の影響が大きく表れた。ただ、トラック・バス用は4.7%、ライトトラック用は7.1%の減少にとどまっており、社会インフラを支える輸送事業者などからのニーズはさほど弱まっていないようだ。

 一方、新車用タイヤの販売本数は各カテゴリーで大きく落ち込んだ。乗用車用は48.1%減と販売がほぼ半減し、ライトトラック用は29.2%減、トラック・バス用も22.3%減となった。四輪車合計では45.0%減と、東日本大震災が発生した2011年3月(56.4%減)、4月(58.6%減)以来の記録的な下げ幅だった。オートバックス


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