ブリヂストンは1日、自社生産を開始した簡易マスクを同社グループの国内工場がある17の自治体に提供すると発表した。ゴールデンウィーク明けから合計30万枚を順次提供する。
同社はグループ会社が過去に業務用マスクを製造していた際のノウハウをもとに、4月からウレタン製品の生産ラインを活用して簡易マスクの生産を始めた。当初は新型コロナウイルス感染症の影響による国内でのマスク不足緩和に貢献するために従業員向けとしていたが、「地域からのニーズに応え、飛沫拡散防止用としてご使用頂くことを目的」(同社)に外部への提供を決めた。