ブランド間の競争激しく 2019年の世界ランキング/北米シェア

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カテゴリー: ニュース
タイヤセールスランキング
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 米専門誌「モダン・タイヤディーラー」がまとめた2019年の世界のセールスランキングによると、トップはブリヂストンだった。ただ、2位のミシュランとの差は前年から半減して14億ドルに縮小したほか、コンチネンタルも攻勢をかけており、グッドイヤーを抜いて初めて3位に躍り出た。一方、北米市場の市販用タイヤシェアでは、乗用車用とライトトラック用でともにグッドイヤーが1位となった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響や、一時的に落ち着きを見せている米中貿易摩擦の今後の動きなど懸念材料はあるものの、依然として世界最大級のタイヤ市場である米国の存在感は大きく、競争は激しくなっているもようだ。

北米市場のPC用LT用タイヤシェア
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 2019年の世界のタイヤ売上高ランキングでは、1位はブリヂストンで267億ドルだった。2位はミシュラン(253億ドル)となり、1位との差は前年から半減して14億ドルだった。3位はコンチネンタル(129億ドル)、4位はグッドイヤー(125億ドル)で初めて順位が入れ替わった。

 国内メーカーは、5位に住友ゴム(69億ドル)、8位に横浜ゴム(45億ドル)、12位にトーヨータイヤ(30億ドル)がランクインした。

 また、2019年の北米市場の市販用乗用車用タイヤのブランドシェアは1位がグッドイヤー(12.0%)となり、1~4位で全体の35%以上を占める結果となった。10年前のランキングと比較すると、ミシュランやトップ10圏外だったコンチネンタル、ファルケン、ヨコハマがシェアを拡大した。

 また、ライトトラック用タイヤのブランドシェアをみると、1位はグッドイヤー(11.0%)だった。2009年比ではファイアストンやゼネラル、トーヨー、ヨコハマ、ハンコックの比率が増加した。

中国からのタイヤ輸入量が激減

 米専門誌モダン・タイヤディーラーがまとめた2019年の米国のコンシューマータイヤ(乗用車用及びライトトラック用)輸入国の1位はタイで前年比11.3%増の4510万本だった。2017年と比較して約1000万本増加した。

 2014年には、中国製コンシューマータイヤの輸入量は6050万本に達していたものの、関税引き上げなどの影響で340万本へ大幅に減少し、2019年のトップ10にランクインしなかった。また、トラック用タイヤの輸入国ランキングは、1位がタイで87.5%増の450万本だった。中国は65.2%減少したものの、320万本で2位となった。


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