住友ゴムの制振ダンパーがフィリピンの歴史的建造物に採用

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カテゴリー: ニュース
チャイナバンク旧本社
チャイナバンク旧本社

 住友ゴム工業は3月18日、同社の制振ダンパーがフィリピン・マニラ市にあるチャイナバンク旧本社に採用されたと発表した。フィリピンで同社の制振ダンパーが採用されるのは初めて。

 制振ダンパーには超高減衰テクノロジー「GRAST」(グラスト)を搭載した。この技術は高減衰ゴムの瞬時に熱エネルギーに変換する性能を利用する。それにより、構造物が受ける風揺れのような微小な揺れから大地震まで様々な揺れを吸収・コントロールでき、ビルや橋などに採用されている。

 フィリピン諸島周辺は多くのプレートがあり、火山や地震活動が活発な地域で、同国は地震リスクが高い国の一つとされている。2001年には建築基準が強化され、政府より古い学校や病院などの施設の耐震改修が促されていた。

 チャイナバンク旧本社は1924年に建造された7階建ての歴史的建造物。同建築物があるマニラ市・ビノンドは1594年につくられた世界最古のチャイナタウンと言われている。第二次世界大戦後に修復ができなかった古い建築物の修復を行う「Binondo Heritage Restoration Project」(ビノンド・ヘリテージ・レストレーション・プロジェクト)の取り組みの一つとして、現在の安全基準に適合するよう改修工事が行われている。


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