ピレリ、イタリアの工場で減産 従業員がコロナウイルス陽性反応

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カテゴリー: ニュース

 伊ピレリは3月10日、イタリア北部のセッティモ・トリネーゼ工場の従業員が新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たことを受け、同工場の生産ペースを落とすことを決定した。

 同社では「他の従業員を保護するため、あらゆる予防措置を講じている」としており、工場は限られたスタッフで運営を続ける。顧客への供給は、在庫を活用して適正な水準を維持するという。

 ピレリのイタリア事業は、グループ全体の売上高の5.8%を占めており、自動車用タイヤ生産の7.5%を担っている。同国の従業員数は3247名。なお、米専門誌ラバー&プラスチックニュースによると、セッティモ・トリネーゼ工場の生産品目は乗用車用、トラック・バス用、レース用タイヤで、生産能力は日産1万本。

 同社は9日時点ではイタリアでの生産活動に影響は出ていないことを報告していた。グローバルの生産拠点もフル稼働しているほか、中国の工場は通常レベルに回復していると明らかにしている。

 一方、フィンランドのノキアンタイヤは9日に発表した新型コロナへの対応策に関連して、同社の原材料サプライチェーンで新型コロナに起因する問題は出ておらず、生産への影響もないことを明らかにした。

 また、同社では海外への出張を一時的に中止しているほか、感染多発地域を訪れた従業員らに自宅待機などを要請している。


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