米グッドイヤーは2月27日、スノーフレークマークと欧州ラベリング制度で転がり抵抗“A”を獲得した新車用のオールシーズンタイヤを開発したと発表した。両評価を取得した新車用オールシーズンタイヤは初めてという。
同社では、「Aクラスの転がり抵抗性能を提供しながら、厳しい雪のスノーフレークの要件を満たすトラクションを実現したことは大きな成果だ」とし、「優れたトラクションと燃料効率の達成は、将来のモビリティのソリューションにおける当社の役割を示している」と述べている。
このプロジェクトは同社のルクセンブルクとドイツの技術チームの協力によるもので、市販用オールシーズンタイヤにも適用している最新のトレッドパターンやコンパウンド技術を活用。カーメーカーとも共同開発を実施し、今年後半にはプジョー「2008」や「3008」「DS3クロスバック」などへの供給を始める計画で、今後採用を更に拡大させていく。