取り付け作業を容易に――バスクが夏にトラック用TPMS「Air Ball TB」発売

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カテゴリー: ニュース
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左がボールタイプのセンサー
左がボールタイプのセンサー

 IoT(モノのインターネット)を活用したトラック・バス向けの車両管理ソリューションが世界的な潮流となりつつある。その中心に位置付けられるのがTPMS。タイヤの空気圧や温度の変化を常時監視し異常が起これば警告する、タイヤ内部の状況を“見える化”するシステムだ。国内市場で「Air Safe」(エアーセーフ)を販売展開するバスク(埼玉県志木市、小笠原孝嗣社長)がトラック・バス用TPMSの販売に乗り出す。モニター運用を既にスタートし、データを検証後、今夏を目処に本格販売を開始する計画だ。

 バスクが上市する新製品は「Air Ball TB」(エアボールティービー)。センサーユニットがボール状の球体であることに、製品名は由来する。

6輪センサー
タイヤ情報を表示するモニター(写真は6輪の場合)

 今回、同社が開発した「Air Ball TB」は、ボールタイプのセンサーをタイヤ内部に落とし込むだけで、実質的な取り付け作業を不要とした。センサーは直径3<CODE NUMTYPE=SG NUM=5516>ほどの樹脂製で、台湾工場にて特許を取得済み。回転するタイヤ内でセンサーが転がるという仕組み上、チューブレスタイヤ専用となる。

 タイヤ内部の情報をセンサーが常時検知し、2.4GHz帯のブルートゥースでデータを送信。新開発のTFTモニターで情報を受信しその状況を表示する。モニターは6輪から最大22輪タイヤまで表示が可能。またセンサー交換時のトリガー機能を搭載しているので、データ引き継ぎも各種セッティングも容易だ。

 小笠原社長によると、センサーの電池寿命は使用状況にもよるが2~3年と一般的なTPMSとほぼ同等。24時間連続走行や時速150kmの高速走行、急制動試験など厳しい使用条件下でのテスト評価をクリアしてきたという。

 小笠原社長は「ダブルタイヤ車をはじめ、多軸式トレーラーなど多くのタイヤを装着する大型トラックに、容易に、低コストで導入できるのが大きなメリット」と話す。TPMSの普及を図ることで、タイヤ管理の効率化を促進し、併せてタイヤ寿命の延長など経済性の向上とトラブル回避に貢献したいとしている。


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