横浜ゴムの尾道工場が「ABINC賞」で特別賞を受賞

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カテゴリー: ニュース

 横浜ゴムは3月6日、尾道工場(広島県)が1月30日に一般社団法人「いきもの共生事業推進協議会(ABINC)」の第2回ABINC賞において特別賞を受賞したと発表した。同社では「尾道工場が推進する多様な生物多様性活動が高く評価された」としている。

工場敷地内での野鳥観察
工場敷地内での野鳥観察

 ABINC賞は「いきもの共生事業所R認証(ABINC認証)」を取得した事業所のうち、特にABINCの普及啓発や生物多様性の主流化への貢献度が高い事業所を表彰するもの。特別賞は波及効果の大きい施設や斬新な取り組みをしている事業所に与えらる。尾道工場は2018年3月にABINC認証を取得している。

 同社は、2010年に開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に合わせ「生物多様性ガイドライン」を制定し、国内外の工場で全員参加型の生物多様性活動を推進している。尾道工場では全敷地の約45%を緑地が占めていることを活かし、敷地内に土地に適した樹種の木を植えた「潜在自然植生」の森を再生。また、自然にできた湿地や砂れき地を野鳥や昆虫が生息する空間(ビオトープ)として創出している。さらに、従業員が定期的に野鳥や昆虫類を調査・記録する観察会を開催しているほか、工場に隣接する藤井川の中流にある西藤親水公園では水質、水生生物、鳥類および植物のモニタリングや外来植物の除去、清掃活動などを進めている。

 横浜ゴムは、中期経営計画「グランドデザイン2020(GD2020)」において各事業の成長戦略を通じた経営基盤の強化を掲げている。CSR活動では「未来への思いやり」をスローガンに「地球環境」「地域社会」「取引先」など6つのステークホルダーごとに事業活動を通じた社会貢献を推進。その一環として各事業所でも環境保全活動や地域交流活動を積極的に進めている。


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