2019年業績 ミシュランは増収増益、グッドイヤーは苦戦も

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カテゴリー: ニュース

 仏ミシュランの2019年通期業績は、売上高が前年比9.6%増の241億3500万ユーロ(約2兆9445億円)、営業利益は8.4%増の30億900万ユーロだった。数量減や原材料価格が減益要因となったものの、フェナーやカムソなどの買収に伴う連結範囲の変更や価格ミックスの良化が増益に寄与した。純利益は4.2%増の17億3000万ユーロ。

 自動車及び関連販売事業の売上高は4.6%増の118億5100万ユーロとなった。市販用は、欧州市場では18インチ以上の大口径タイヤやオールシーズンタイヤなどが好調だった。アジアンタイヤが伸長する北米では、販売が減少した。

 また、道路輸送及び関連販売事業は1.1%増の64億4800万ユーロ、特殊製品事業は35.2%増の58億3600万ユーロだった。

 売上高を地域別に見ると、北米(メキシコ含む)は13.8%増、欧州は3.2%増となり、全体に占める割合はともに約37%だった。

 2020年業績は、全体的な需要低迷を想定し、営業利益が前年から微減となる見通し。

 米グッドイヤーの2019年の連結業績は売上高が4.7%減の147億4500万ドル(約1兆6072億円)、営業利益は25.8%減の9億4500万ドルだった。価格ミックスが増益に寄与したものの、原材料費の高騰、販売数量の低下、為替の影響が減益要因となった。

 また純損益は前年から10億400万ドル減の3億1100万ドルの赤字だった。独工場の再編費用と米アラバマ州ガズデン工場での生産調整により大幅に減益となった。

 全体のタイヤ販売本数は2.4%減の1億5530万本だった。市販用は前年並みだったが、世界的な自動車生産量の減少により新車用は8.0%減となった。地域別では、米州地域は0.7%減の7040万本、欧州・中東・アフリカ地域は4.7%減の5510万本、アジア太平洋地域は2.3%減の2980万本となり、全ての地域で減少した。

 地域別の営業利益は、全地域で前年を下回った。特に欧州・中東・アフリカ地域は44.4%と大きく減少した。


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