カナダのマクマスター大学 新たなリサイクル技術発表

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カテゴリー: ニュース

 カナダのマクマスター大学は1月13日、廃タイヤを原料に分解する新技術を開発したと発表した。同大学の化学者チームは学術誌「Green Chemistry」(グリーン・ケミストリー)に、タイヤのゴムに含まれる硫黄の結合を破壊することによる分解のプロセスを掲載した。

 論文の筆頭著者であるマイケル・ブルック氏は「網の構造」を例にして、「我々は水平の全ラインをカットする方法を発見した。そのため網の代わりに、より容易に加工できる多くのロープを手に入れた」としている。

 工業化にはコスト面で課題があるとしつつ、ブルック氏は「このプロセスは自動車のゴムを循環させ、廃タイヤを新製品に変えることを可能にする」と述べた。

 廃タイヤは、熱利用やアスファルトなどへのゴム粉の再利用があるものの、タイヤから石油由来のポリマーを回収する実用的な技術がなかったという。また、ブルック氏は「タイヤの耐久性を確保する特性は、分解やリサイクルを非常に難しくもする」と指摘している。


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