
伊ピレリは11月14日、路面状況を検知して5Gネットワークでデータを送信するインテリジェントタイヤを発表した。
伊トリノで開かれた5G関連の催しでスウェーデンの通信機器メーカーエリクソンや独アウディ、伊ティム、伊イタルデザイン、スウェーデン王立工科大学とデモンストレーションを行い、アクアプレーニングのリスクをどのように伝達できるのかを示した。
ピレリのインテリジェントタイヤはセンサーを装着しており、今後はタイヤのモデルや測定距離などに加え、ウェット路面や滑りやすい道など潜在的な危険性を車両に提供することが可能になるという。さらに、同様の情報を周囲の車両やインフラにも提供していくことで活用の幅を広げていく。
同社では「将来のモビリティや自動運転のシステムに対するソリューションやサービスの発展に積極的に寄与する」としている。