コンチネンタル、ピレリ、ハンコックの1~9月期業績 タイヤ部門は苦戦傾向に

シェア:
カテゴリー: ニュース

 独コンチネンタルの第3四半期決算(1~9月)は、売上高が前年同期比0.7%増の334億1410万ユーロ(約4兆138億円)、調整後EBIT(利払い・税引き前利益)は20.8%減の23億6680万ユーロだった。純利益は31億1220万ユーロ減少して9億2640万ユーロの赤字に転じた。7~9月期にのれんの減損損失などを計上したため。

 タイヤ部門は、売上高が4.9%増の86億9160万ユーロ、調整後EBITは7.6%減の12億5010万ユーロだった。販売数量は、乗用車用及びライトトラック用タイヤの市販用が前年並み、新車用は減少した。一方、商用車用は前年実績を上回った。

 地域別売上高は、ドイツが5.5%減少したものの、ドイツを除く欧州は2.3%増、北米は9.5%増、アジアが18.4%増、その他が2.5%増となった。

 伊ピレリは、売上高が2.8%増の40億3640万ユーロ(約4881億円)だった。増減要因として、価格ミックス5.4%、為替0.5%、販売量マイナス3.1%が生じた。調整後EBIT(利払い・税引き前利益)は2.1%減の6億8500万ユーロ、純利益は2.8%増の3億7270万ユーロだった。

 プレミアムセグメントの売上高は、7.5%増の27億1990万ユーロで全体の67.4%を占めた。販売量は6.0%増加し、その中でも18インチ以上の大口径タイヤは主要な地域でマーケットシェアを伸ばし、7.8%増加した。

 地域別売上高は、欧州、中東及びアフリカ地域(EMEA)でスタンダードセグメントの売上高が2ケタ落ち込み、2.4%減の17億5880万ユーロ。それ以外の地域は増収だった。

 なお、8月に発表した通期業績予想の売上高を53億ユーロ以上と上方修正したほか、調整後EBIT率を17.0~17.5%に下方修正した。

 韓国のハンコックタイヤは、売上高が2.9%増の5兆2163億ウォン(4809億円)、営業利益は23.5%減の4264億ウォンだった。乗用車・ライトトラック用タイヤの売上高における17インチ以上の大口径タイヤの比率は3.0ポイント増加し、54.6%となった。

 地域別の売上高は、北米が1兆4400億ウォンと1.2%増加した一方、欧州は4.9%減の1兆7240億ウォン、韓国は7.6%減の6060億ウォン、中国は13.2%減の5590億ウォンだった。


[PR]

[PR]

【関連記事】