AIでコンパウンド開発 ハンコックタイヤが新システム導入

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カテゴリー: ニュース

 韓国のハンコックタイヤは11月7日、AI(人工知能)を活用する「バーチャル・コンパウンド・デザイン・システム」(VCDシステム)を導入したと発表した。

 VCDシステムは、実際に試験を行うことなく、蓄積データに基づいたAI分析を通じて、タイヤコンパウンドの特性や材料の最適な組み合わせを導くもの。クラウド上で展開し、仮想空間で現実世界を再現する「デジタルツイン」を活用する。

 これまで、新たなコンパウンドの開発には6カ月から最大3年かかっていたが、VCDシステムによっておよそ半減できる見込み。また、2019年初頭にスタートした韓国科学技術院との共同研究によって精度が向上し、信頼性は95%以上になったという。

 同社では、将来的にAIの適用範囲を材料の選択やデザイン、タイヤ試験、生産といったタイヤ開発の全ての工程に拡大する計画。さらに、材料の供給からタイヤの使用時まで含めたタイヤ産業のエコシステムを通じてデータを蓄積し、それに基づいた革新的技術の導入を図る。


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